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2013/05/16

雨季が明けて乾季になったマレーシア。

年中常夏のこの国にも一応気温の変化というものがある。

雨季は、雨が多く比較的涼しい。乾季は、太陽が顔を出す日中は痛いほどに日差しが眩しいけれど、夕方になればスコールがやってきて涼しくなる。

南国のスコールはすごい。初めて目にした時は、とても楽しくてスコールに遭遇するたびにワクワクした。
慣れとは怖いもので、今やスコールに遭遇しても何とも思わない。「今日もこれね。はいはい。」と冷めた感じで迷わず雨宿りにカフェに入る。

たった15分ほどでこの通り。雨の量が多すぎて排水溝が溢れてしまうのでこのありさま。

いかにも南国らしいこの光景が好き。

そんな南国アジアの日本人の日々の食材の買出しは伊勢丹かジャスコ。

だから日常生活の買い物でアジアらしさを感じることは少ない。

そんな私達を心配して、マレー語の先生がローカルの人々が集う市場に連れて行ってくれた。
そこはまさにアジアらしい空気が流れていた。

 

 

新鮮な野菜に果物、スパイス、そして魚や鳥や豚や牛。

昔の日本もそうだったのかもしれないけれど、私達世代にはこういう市場は何とも新鮮。

 
 

そこには満面の笑みと威勢の良いエネルギーが共存していて、今日という日を生きている人々が沢山いた。

元気と懐かしい温かさが溢れるそこは、まさにアジア。

日本が忘れてしまった何かが「アジアらしさ」というものの中にきっとある。そんな気がする。

 

 

2013/05/16 10:16 | kagami | No Comments