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2013/05/07

こんにちは。

今から70年程前、日本は第二次大戦を終えたばかりの戦後焼け野原。
多くの人が戦死し、平均寿命も男性で50歳を僅かに超えた程度でした。
孔子の論語にも「五十にして天命を知る」とあり、自らのの人生が何だったかを知る歳でもある。

50年前の1963年。ランボルギーニ社が設立され、今年(2013年)で50周年を迎えます。
日本は戦後ベビーブームを巻き起こし、世界第2位までの奇跡の経済発展を成し遂げていきます。
団塊の世代と呼ばれる人たちが、貧しい中から必死になって努力して今の日本を作り上げてきた。

三種の神器と言われるカ―、クーラー、カラーテレビを手に入れ、国民総中流社会まで押し上げた不動産バブル。いつかはクラウンというコピーがもてはやされ、誰もが豊かさを実感し始めたその時、バブル経済は崩壊し、リストラ・倒産。リーマンブラザースの破綻を期に、一気に冷え込む日本経済。
超高齢化社会を迎え、年金制度の破たんは誰の目にも確かなものとなってきた。

そんな波乱万丈な半世紀を一人の女性とと歩み続けてきた一人の男性。
彼は末期のガンに侵されており、余命宣告を受けながら2年の月日が流れた。

先日5月5日。
父と母が無事に金婚式を迎える事が出来ました。

余命宣告を受けた時は、この日を迎える事が出来ないと、覚悟はしていましたが、母の献身的介護の甲斐あってか、家族で祝う事が出来ました。

後どのくらい生きられるかわかりませんが、これから1日でも長く夫婦の絆を深めて行ってもらいたいです。

父の働く背中を見続け、今の僕があります。
父が努力して豊かになって行く姿を見せてくれていたからこそ、僕も好きな車に乗る事が出来ています。

平均寿命と言われていた半世紀。
その時間全てを夫婦でいた両親に、金婚式のお祝いとして電動マッサージチェアをプレゼントしました。


みなさんのゴールデンウィークは良い思い出が出来ましたか?

 

 
じゃまた。

2013/05/07 09:00 | taro | No Comments