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リニューアル後さっそく、投稿を・・・・
18日は振替休で町内の排雪でした。振替休を使い、お手伝いです北海道の積雪地域では、春の前に排雪しないと道路の雪が融けて「わだち」になるため、町内会単位でお金を出し合い、市の助成を得ながら、除雪するのが通例です。結構雪国は面倒ですが、これも仕方ない・・・・・
今年は積もり積もって、道が高くなっていたので、終わってすっきりです。
終了後は、反省会でまた盛り上がりました。(これがいいのです!)
町内会は面倒でもありますが、やはり必要ですよ。
さて、
昔の大学の授業でなぜ、分娩が始まるか教えていただいたことを突然思い出した。
なぜか?分かりませんが、仕事でカルテを見ることが多く、その中で「長期在胎」という診断名がたまたま多かったからか?
分娩予定を1週間以上過ぎたら、母体も胎児も不安になるので牛では分娩誘起が行われることが結構あります。
ホルモン剤投与による方法が主体的に用いられていて、PG製剤や副腎皮質ホルモン剤を投与すれば、2日後くらいには娩出されるようです。
なぜ、分娩が始まるか?
満期の胎子からは、副腎皮質ホルモンが分泌され、母体のプロジェステロン産生を抑制し、これによりエストロジェン産生が促され、子宮のオキシトシン感受性の亢進によりプロスタグランジン(PG)F2αが産生される。PGF2αは黄体を退行させるとともに子宮平滑筋を収縮させて陣痛を開始させるので、お産が始まるのです。
うまくできたものです。
<strong>すごいぞ、胎児!</strong>このような分娩の機序を理解すると、副腎皮質ホルモン(デキサメタゾン)とPGF2α(ジノプロストあるいは類縁体のクロプロステノールなど)を計画的に投与するということになります。
子宮頸管の開大を目的にこれらにさらにエストリオールというホルモン剤を併用する場合もあり、分娩後の胎盤停滞の予防にもなります。
お産をコントロールすることは管理する者にとってはいいのですが、一長一短があるもので・・・・・