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2013/04/27

音楽の世界における、「メジャー」と「インディー」について、底の浅い話を綴らせていただきます。

(あ、ところでですね、「インディーズ」という言葉は和製英語のようですね。英語ではあくまで「インディー」。英語でインディーズというと、東インド諸島のことを意味するようです。念のためですが、ここで言う「インディー」は、インディペンデントから来ている言葉です)

さて。

「メジャー」と「インディー」の定義なのですが、線引きに関しては微妙に諸説があるようです。

それはそれとしてざっくり言うならば、大手レコード会社が「メジャーレーベル」、そうでないレコード会社が「インディーレーベル」ということになります。

で、「メジャー」と「インディー」には、どのような違いが生まれてくるかというと。

これもまたざっくりですが…。

「メジャー」は
・全国規模での大々的な販売展開を行う。
・製作費、宣伝費を多大につぎ込める。

ところで昨今、「メジャー」と「インディー」がボーダレス化している的なことが言われます。

これはどのようなことを意味しているかと言いますと(これもざっくりですが…)。

まずは製作費・宣伝費。

今やメジャーでも、かつてと比べると相当に予算を削減しているとか。もちろんいろいろなパターンがあるので一概には言えないと思いますが、かつてと比べ、1/10とか、それよりもかなり少ないとか…。

まあ、インディーだってそもそも資金がないですから、まだまだメジャーのほうが予算が大きいとは思います(ただ、メジャーでも社内の優先順位が低いと、予算は相当に絞られているようですが…)。

で、今度は販売面です。

ちょっと調べてみましたが、90年代の終盤あたりからだったようなのですが、メジャーと同じような販売ルートに載せることができる「ディストリビューター」が現れ、インディーの製品も大手CDショップで販売することが容易になってきたようです。

この点では確かに、メジャーとインディーのボーダレス化を生んでいると思います。

しかし、まだまだメジャーは伊達ではないです。

メジャーの製品の場合はメーカーへの返品が効くけれど、インディーの製品は返品が効かない場合が多いんです。

そもそも知名度が低い「インディー」作品を仕入れるリスクは大きいですよね。CDショップからしてみれば。

なのでやはり、実際はまだまだ、メジャーはさすがメジャーです。

で、もうひとつ。

メジャーとインディーをボーダレス化させている要因として、「宣伝面」での変化はかなり大きいと感じています。

TwitterとかFacebookなどのSNSの発達や、YouTubeやUstreamなど一般化により、インディ」のアーティストが宣伝しやすい状況になっている、わけなんです。

実力・人気のあるアーティストなら、ネット社会を上手く活用して、「メジャーレーベル」のような予算がなくても、かなり情報を流布できるようになっています。

アンテナを張っているファンに対して、ピンポイントで情報を発信して、CDの売り上げやコンサートの動員アップにつなげられます。

メジャーに属さない分だけ、正味な話、利益率も高くなるでしょう。

しかし…。

実力・人気のあるインディー・アーティスト、での話です。そうでないインディー・アーティストは、ネット社会のアンダーグラウンドで埋もれているだけです…。

ただ、このような状況を総合して、

○インディーのアーティストが、夢を見やすくなっている。

ということは、言えます。

とりあえず、大手の流通にも載せやすい、というところは大きな希望です。

そして、宣伝ツールも、とりあえず皆に均等に与えられています。

ちなみに、TwitterとFacebookを比べた場合、知名度が低いインディー・アーティストにとっては、Facebookのほうが、より可能性を秘めていると、最近感じています。

Twitterは、砂漠に水をまくようなところがあります。

もちろん、仲間の方々を足がかりに、じわじわと広めることもできるのですが…。

その点Facebookは、友達の友達はみな友達だ的に、じわじわ来やすいですね。

まあ、どちらにせよ、地道に取り組まなければ効果は薄いです。

というわけで、長々書いて来ましたが、そんなこんなで今回、何が言いたかったかと言いますと…。

ようやく、バンドのFacebookページを作ったんですよ〜!!!!!(>_<)。 という話なのです…。

とりあえず、ナイスなカバー写真を貼ってみました(現状、ほぼそれだけです…)。

ぜひとも、「いいね!」をお願いいたしますっ!!!

コチラ!

…。

結局のところ、もろ、告知的なコラムとなってしまいましたことを、謹んでお詫び申し上げます。

押忍。

2013/04/27 05:40 | ohta | No Comments