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音楽の世界における、「メジャー」と「インディー」について、底の浅い話を綴らせていただきます。
(あ、ところでですね、「インディーズ」という言葉は和製英語のようですね。英語ではあくまで「インディー」。英語でインディーズというと、東インド諸島のことを意味するようです。念のためですが、ここで言う「インディー」は、インディペンデントから来ている言葉です)
さて。
「メジャー」と「インディー」の定義なのですが、線引きに関しては微妙に諸説があるようです。
それはそれとしてざっくり言うならば、大手レコード会社が「メジャーレーベル」、そうでないレコード会社が「インディーレーベル」ということになります。
で、「メジャー」と「インディー」には、どのような違いが生まれてくるかというと。
これもまたざっくりですが…。
「メジャー」は
・全国規模での大々的な販売展開を行う。
・製作費、宣伝費を多大につぎ込める。
ところで昨今、「メジャー」と「インディー」がボーダレス化している的なことが言われます。
これはどのようなことを意味しているかと言いますと(これもざっくりですが…)。
まずは製作費・宣伝費。
今やメジャーでも、かつてと比べると相当に予算を削減しているとか。もちろんいろいろなパターンがあるので一概には言えないと思いますが、かつてと比べ、1/10とか、それよりもかなり少ないとか…。
まあ、インディーだってそもそも資金がないですから、まだまだメジャーのほうが予算が大きいとは思います(ただ、メジャーでも社内の優先順位が低いと、予算は相当に絞られているようですが…)。
で、今度は販売面です。
ちょっと調べてみましたが、90年代の終盤あたりからだったようなのですが、メジャーと同じような販売ルートに載せることができる「ディストリビューター」が現れ、インディーの製品も大手CDショップで販売することが容易になってきたようです。
この点では確かに、メジャーとインディーのボーダレス化を生んでいると思います。
しかし、まだまだメジャーは伊達ではないです。
メジャーの製品の場合はメーカーへの返品が効くけれど、インディーの製品は返品が効かない場合が多いんです。
そもそも知名度が低い「インディー」作品を仕入れるリスクは大きいですよね。CDショップからしてみれば。
なのでやはり、実際はまだまだ、メジャーはさすがメジャーです。
で、もうひとつ。
メジャーとインディーをボーダレス化させている要因として、「宣伝面」での変化はかなり大きいと感じています。
TwitterとかFacebookなどのSNSの発達や、YouTubeやUstreamなど一般化により、インディ」のアーティストが宣伝しやすい状況になっている、わけなんです。
実力・人気のあるアーティストなら、ネット社会を上手く活用して、「メジャーレーベル」のような予算がなくても、かなり情報を流布できるようになっています。
アンテナを張っているファンに対して、ピンポイントで情報を発信して、CDの売り上げやコンサートの動員アップにつなげられます。
メジャーに属さない分だけ、正味な話、利益率も高くなるでしょう。
しかし…。
実力・人気のあるインディー・アーティスト、での話です。そうでないインディー・アーティストは、ネット社会のアンダーグラウンドで埋もれているだけです…。
ただ、このような状況を総合して、
○インディーのアーティストが、夢を見やすくなっている。
ということは、言えます。
とりあえず、大手の流通にも載せやすい、というところは大きな希望です。
そして、宣伝ツールも、とりあえず皆に均等に与えられています。
ちなみに、TwitterとFacebookを比べた場合、知名度が低いインディー・アーティストにとっては、Facebookのほうが、より可能性を秘めていると、最近感じています。
Twitterは、砂漠に水をまくようなところがあります。
もちろん、仲間の方々を足がかりに、じわじわと広めることもできるのですが…。
その点Facebookは、友達の友達はみな友達だ的に、じわじわ来やすいですね。
まあ、どちらにせよ、地道に取り組まなければ効果は薄いです。
というわけで、長々書いて来ましたが、そんなこんなで今回、何が言いたかったかと言いますと…。
ようやく、バンドのFacebookページを作ったんですよ〜!!!!!(>_<)。 という話なのです…。
とりあえず、ナイスなカバー写真を貼ってみました(現状、ほぼそれだけです…)。
ぜひとも、「いいね!」をお願いいたしますっ!!!
…。
結局のところ、もろ、告知的なコラムとなってしまいましたことを、謹んでお詫び申し上げます。
押忍。