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こんにちは。根本齒科室の根本です。
TPPはやはり、(応援してたのにw)NZやカナダの突っ張りも空しく
どうでもいい感じになってきましたね。交渉力≒名目GDPかよ?
やっぱり要注意はアメリカの並行協議(日米EPA?)のようです。
こうなったら、並行協議で「寝っころがって梃子でも動かない(古賀茂明氏談)」で
極力何も決めないことで、TPPをかき回して骨抜きにしていく方針しかないですね。
それはそうと、この間のことです。
ランニングして900Kcalも消費したし、寝酒でも買いに行こうか
などと思い、トレーニングウェアのまま自転車に跨って、近所の「ウェルシア」に向かいました。
(時間も遅く、24時の閉店まで後30分程度。急がないと)
などと思っていたら、ウェルシアの手前で男性の声がしました。
「すいません、誰か人いますか?」
暗がりの中を目を凝らして見ると、夜中に道に迷った人のようでした
自転車にまたがっていた私は「あ、はい」と返事しました。
次の言葉は、私の想像をはるかに超えたものでした。
「私目が見えないので、ずいぶん道に迷って。
○丁目△-□、分かりますか?」
こんな夜中に!見ると、小ぎれいとは言い難い60代くらいの方が、白い杖の代わりに傘で地面をぱちぱち叩いています。
暗がりの中にその方の目元を見ると、確かに盲人のような瞳孔の白変を認めます。
(何と言うことだ!危ない!)
○丁目△-□の位置は私も分かりませんでしたが、近所のセブンまで行けば大丈夫との事。
セブンなら、ここからも数百メートルの距離です。
「分かりました。セブンに行きましょう」
自転車にまたがったままでしたが、その方の手を取ってゆっくりセブンの方に歩き始めました。
道中
「ここが旧若柴街道とメインストリートの交差点です」
「次の信号がセブンですが、少しだけ道が左にカーブしているので気をつけて」
「そこ段差があるので足元気をつけて下さい」
などと話しながら、何とかセブンの入口の扉のところまで案内して
「これが扉です」
と、手動で開閉する扉に手を触らせるところまで、ようやくたどり着きました。
その様子を見て、店員の人がすぐに出てきた様子だったで、私はそこで失礼しました。
その後も、まさかの展開に驚きっぱなしだったのは当然です。
なぜこのような視覚障碍者がこんな深夜に独りで道に迷っているんだろう?
乱暴な運転の車がいても、避けられないだろう、危なくないか?
日常生活をケアする人はいないのだろうか?
雰囲気から言って一人暮らしのような感じだが大丈夫だろうか?
行政の手当てはどうなってるんだろう?
しかも白い杖でなくて、傘だったのはなぜ?
他人のお手伝いをした、と言う思いよりも、それらのほうがはるかに大きな心配でした
(なお、寝酒を飲むほうがより大事wだったので、ただちに閉店間際ウェルシアに急いだ模様)。
・・・ちょっと、そのままセブンで買うのも照れくさい感じだったし・・・
しまった!また飲みすぎてしまった(明日の分まで)orz
最近ひとつ学んだはずでした。
「アルコールは『エンプティーカロリー』である」「酒は太らない」という真の意味を。
×「アルコールは燃焼(代謝)されない」
○「アルコールが先に燃焼(代謝)代謝され、肴の燃焼が後回し」
「おかしい、痩せない!」
走っているのに、なかなか体重計に反映されないwwwww
つまみも、イカとか梅とか豆腐とか、カロリーを菅変゙えているはずなのに
どうしたことか。安倍美楠(あべの みくす)は俺の腹にはやって来ないのか・・・
いろいろ原因を考えた挙句、たどり着いたのは、
「酒」そのもの
でした。
ご多分に漏れず、私もストレス発散や晩酌などで、ついつい手が伸びる口です。
「エンプティカロリー」「太るのはつまみのせい」などいう単語をうのみにして、
いかにも太らないイメージのまま、「エンプティ」の基本的な意味を誤解していました。
エタノール(M=46)に換算して1g(≒1ml強)あたり7Kcal。
これは何と、脂肪とほぼ同じ値。
エタノール100g(100ml強)なら、油100g(100ml強)と熱量は同じ700Kcal。
ちなみに、ごはん1合半に匹敵します。
酒を飲むと、そのとき胃に入っている食べ物や口にしている、あるいは口にする予定のツマミは
消化が後回しになり、アルコールが優先的にエネルギーになります。
さんざん酒の分解で痛めつけられた肝臓を待っているのは、
乾き物とか煮物とかフライとか、結構消化に時間がかかりそうな奴らです。
そしてとどめは、〆のお茶漬けorうどんorぞうすいorラーメン等です。
小腸から吸収されたこの方々は、門脈を通じて、疲れた肝臓に直行です。
そりゃあ、内臓脂肪や脂肪肝にもなるってもんです。
また、見てると、1回に飲む量は人によって大体決まっていることが多いですね。
私も、350mlの缶1本などという微量では、むしろ「心苦しく」なってしまいます。
そんなことするくらいなら、むしろその日はやめて、後日まとめて飲みたい口です。
ちなみに、ワイン1本や日本酒4合(15度×720ml)くらい飲んでしまいます。
エタノール換算だと、0.15×720=108ml(≒2.35モル(C2H5OH;M≒46))
エタノールの燃焼熱は1gあたり7.1Kcalなので、その108倍は766.8Kcal。
エタノール換算100ml以上いくと、少し気分が悪くなってきたり、寝たことに気づかなくなってきだすことも経験則で分かっています。
ちなみに、タカラ缶酎ハイ「ドライ(糖類ゼロ)」(7度×500ml)
エタノール換算だと、0.07×500=35ml 3本飲むと105ml。
缶酎ハイ3本のエタノール換算量はワイン1本や日本酒4合とほぼ同じ。105ml 7.1倍して、745.5Kcal。
「ドライ」「糖類ゼロ」
などと聞くと、いかにも太らないイメージがある。
確かに通風にはならないかもしれないが、危ない、危ない!
・・・などということを、頭では分かっていたつもりだったのに
また3缶(1500ml~745.5Kcal)も飲んでしまった。
走って減らした分のかなりが、チャラになってしまった(‘A`)
「これがどう歯に関係あるんだ?」
という声が聞こえてきそうなので、ここから得意技の?牽強付会モードで強引に〆ます。
視覚障碍者の持つ感覚や世界観、生活支援などについては、全くの門外漢なので
本当に最大公約数的なところでしか分かりません。
それに、仕事柄でもなければ、そのような知識を日常求められるわけでもありません。
これに対して、アルコールの件については、若干ちがいます。
過剰な飲酒は、肝臓を傷めたり、種類によっては通風の原因になったり、
メタボリックシンドロームを通じて、糖尿病や腎疾患の原因にもなります。
「声なき内臓」の悲鳴。あなたは耳を傾けていますか?
こういうことは、「ある程度把握している『つもり』」であることも多いです。
しかし、少し調べてみると、根本的なことを誤解していることも多いものです。
そして、歯も、基本的に全く見ることのできない臓器のひとつです。
前歯の唇側が見えるので、ついつい「見える」と誤解しがちですが
奥の角や上顎の口蓋側は、一人ではよほど工夫しないと見えません。
杖の触覚のみを頼りに感覚を把握する視覚障碍者ではありませんが
本来そのくらいの慎重さがあってもいいのではと思います。
痛い(or困った)とき歯医者に行く
この概念をなるべく脱して欲しい
いつも私はこのことを言っています。
歯科は医科一般と反対の性質があるのもそうですし、
なによりも私たち自身が、歯とか口の正確なところもほとんど分かっていない。
私は?と言っても、基本的に、そのときそのときに「妥当だ」と思われていて
エビデンスの確立した処置法や衛生概念に従っているだけです。
それが後年「妥当性を大きく欠く」「誤りである」とされることもままあります。
廃れるどころか、アマルガムのように「健康に良くない」「二次被害(掌蹠膿疱)の元」
としてやり玉に挙がってしまうものもあります。
それも、間違いなく、その当時の良心ではあったはずなのですが。。
逆に、カッパーセメントのように、あらぬ風評で廃れて数十年たってから
近年にわかに「ベストセメント」として脚光を浴びる、などという例もあります。
科学技術とは一般にそのようなものなのかもしれませんが、こと人体相手の仕事です。
しかも歯は自然治癒しません。
生活習慣の鏡みたいなものです。
やはり、極力無駄な”工事”を避ける”ために努力する”に越したことはありません。
これらの話に関連して、なぜか「サーチナ」と「日経トレンディ」に興味深い記事がありましたので
近く、解説を交えて紹介したいと思います。
(コレで今月もノルマの2稿に何とか到達かw)
【今回のまとめ】
酒は太る (たまには無理やりの稿があってもいいのではないか)。
あ、忘れ物
先日のG20(ワシントン)後の麻生財相の会見で「水道の民営化」に言及していて驚いた。
それでなくても中華資本などが水源地などを次々と買収していると昨今報道されているのに、どうしたことか。(牽制?観測気球?)わざとか?
スエズ・エンバイロメント社のように、南米における家庭の水道の蛇口にカード読み取り機をつけて、プリペイドカードを通さないと水が出ない、などのようにしてしまうのか?
あ、そうだ
今後、そんな話が出てきたら「あぁ、水道の民営化?それってこういうののことですよねw地元の中小零細のための事務組合ですよね。じゃなきゃ冗談じゃない!外資?1億2000万回氏根」って言うことにしよう。
社会インフラ・・・歯科も”水”商売だしな・・・