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2013/04/20

シャンソンを知らない方でも、エディット・ピアフならみなさんご存知の方も多いでしょう。

数年前、映画にもなりました。

 

波乱に満ちた人生。

でも彼女は人生そのものを歌う歌手であり、常に愛を必要としていた人でもありました。

今年は、ピアフの没後50年ということもあり、あちこちでピアフの歌を歌う人も多いです。

 

今回はそのピアフの曲の中で、最後のヒット曲となった「水に流して」を紹介します。

邦題 「水に流して」

原題 「Non,je ne regrette rien」 (私は何も後悔しない)

 

幼い頃から波乱の人生だったピアフですが、恋人マルセルと出会い、彼女の人生はバラ色に変わります。

けれどマルセルは飛行機事故で亡くなってしまい、ピアフはどん底に。

 

その後、恋人などもできますが、自動車事故で大怪我、薬物中毒など、入院を繰り返し、もう歌手として復帰は無理だといわれていました。

そこへシャルル・デュモンがピアフをたずねます。

彼は持ってきた曲、ミッシェル・ヴォルケールの詞がついたこの曲、それが「水に流して」

 

[いいえ、何も後悔はしていない。

過去のいいことも悪いことも、そんなことはどうでもいい。

過去は清算し、忘れた。

思い出も、悲しみも、喜びも、みんな火をつけて燃やしてしまった。

過去を清算して、ゼロからやりなおすの。]

 

 

まさにピアフのためにあるような歌。

この歌でピアフは復活を果たし、ふたたびパリのオランピア劇場に立ちます。

 

 http://www.youtube.com/watch?v=Q3Kvu6Kgp88

 

2013/04/20 12:41 | noa | No Comments