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2013/03/31
一日一日と驚くほど雪が解けていく。
移動中、春の暖かな日差しの中で一頭のキツネを見つけ、観察をした。
ノコノコと雪原を歩き、時々立ち止まってはじっと地面を見つめている。
やがて優れた聴力によって獲物の居場所を突き止めると、大きくジャンプ!
着陸後は雪の中に深く頭を突っ込むが、出てきた顔に獲物は銜えられてはいない。
その後、期待して待っていたのだが、何度ジャンプを繰り返えしても全く獲物にありつくことは
できなかった。
いくら野生動物とはいえ、そんなにうまくはいかないようだ・・・。
「残念ながら時間制限だ!」
いつまでも飛び続けている姿を尻目に、彼の「有終の美」を見届けることなくこの場を去ること
にした。
必死になっているキツネには申し訳ないが、春らしいのどかな光景にすっかりと癒された。
2013/03/31 03:01 | yamada | No Comments