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こんばんは。
最近は異動等の時期とあって、先輩に出勤増加を命じられているのですが、先輩のお人柄
か場所のせいなのか、お父様が社会人デビューの息子さんをお連れになるケースに立て続
けに遭遇し、なにか非常にほっこりしております*^^*
きっと話の分かる父さん・息子さんなんでしょうねー♪
固くなって御酒を呑んでいる息子さんがものすごく微笑ましかったです!
さて、今日のテーマはタイトルにもあげたキャバ嬢たちの熾烈なバトル、指名争いについ
てです。
きちんとしたクラブでは永久指名制と言って、基本的にお客様の任意で女の子の指名替え
を許さないお店も多いのですが、キャバクラはそこまで縛りがきつくありません。ですか
ら、お客様の気分によって例えば二人のキャバ嬢を交互に指名するとか、日によって違う
女の子を指名することもできます。
これはお店のお客さん、というべきパターンで、女の子個人で引いているわけではない
方が多いのですが、そうは言っても指名は指名。即給与に結びつくお客様の気分で収入が
上下するというのは女の子にとっても望ましくはなく、したがってそのようなお客様が御
見えになると指名されたことのある女の子たちは水面下でバトルを展開することになりま
す。
かくいうわたしのキャバクラデビュー、初本指名のお客様はこのタイプでした。
あとから思うとある意味プロのお客さんから見て「ズブの素人」なわたしを哀れに思し召
してくれたのかもしれません(という位当時は何も出来なかったんですが……)。
そのお客様は割りにプロの技術を持ったお姉さんを指名するのが通例だったようで、知ら
なかったとはいえ本指名を頂戴したことについてナンバー嬢のヘルプのお姉さんからおし
かりを受けたこともあります。曰く、「ちゃんと先輩に仁義を通しなさい」。
ジンギ? なにそれ? と思ったのですが、あとからよくよく考えるとお客様を横取りし
た形になってしまったわけで、その点について詫びをいれろということだったんですね。
後日お姉さんにその旨伝えたところ、快くとはいかないまでも了承も頂きまして、ものす
ごくほっとしたことを覚えています。
こうしたことはお客様には関係のないことではありますが、それでも職場の人間関係を保
つには必要なことなんです、女社会ですから。ある意味がちがちの体育会系のように上下
関係が激しく、ナンバーのお姉さんなんて雲の上のような存在でした。
風俗店では指名替えをしたとしても個別待機で分かりませんし、もちろん、女の子から
それをお客様に尋ねることもありません。
キャバクラというオープンに女の子が行き来する場だからこそ、このような仁義ある
関係というのは実は大切なんだってことを、この頃もよく思いだします。
さて、ではそろそろ出勤してきます―!
今日も素敵なお客様に会えますように♪