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2013/03/09

今日は羊羹について。

 

皆さんは羊羹好きでしょうか? アタシは好きですo(*゚▽゚*)o 結構甘いので、苦手な人も多いかも。

それなりに重たいお菓子だと思います。

まぁ、一言で羊羹と言ってもたくさんありますが。

 

 

本練り羊羹は小豆こし餡の羊羹のことで、小倉羊羹は小豆の粒あん羊羹のこと。 白あんに柚子を入れれば柚子羊羹、、抹茶や黒糖を入れればその羊羹になります。

水羊羹、芋羊羹、栗蒸し羊羹は全然別もので、羊羹と言っても、上にあげたものとは、材料も作り方も異なります。

今日は最初にあげた羊羹についてなんですけどね。

羊羹だけで売る場合は痛みにくいように空気が入らないようにつくるのが基本だと思います。

この形態の羊羹は日持ちもするので、進物などにも良く使われますね。

 

また、いつも紹介してる上生菓子に使ったりもします。 それは、ただ流すだけじゃなく、色や量を考えて流すんですけど、結構難しいんですよ!

羊羹を流して完全に固まったとこに違う色の羊羹を流すと、固まった時に、つるん。と、はがれちゃいます。 なので、最初の羊羹を流して、“半止まり”という状態の時に次の色を流します。

この半止まりというのが結構難しい…。

羊羹を流して、完全に固まる前に次の羊羹を流すのですが、早すぎると、最初に流した羊羹と後に流した羊羹がまざってしまいます。

 

こんな風になります。↓

 

遅いと羊羹どうしがはがれちゃうし、早いとまざっちゃう。 この間のちょっとの瞬間を見極めないといけないのです!

なにせ、羊羹て周りから固まってくるんですよ。 端っこは固まってるのに真ん中が柔らかい。 みたいな状態になっちゃうから、これがまた難しい。

 

で、綺麗にできた羊羹がこれです。

3色に流してあります。白・緑・赤と分量をかえてます。

これは、お雛様の上生菓子につかったもので、これを薄く切ってうさぎにまきます。

と、まぁ、こんな感じになります。

この色や分量を変えて季節感を出して、色々な風景のお菓子になりますね。

季節によって味を変えてもおいいしいです♪

2013/03/09 08:57 | takahashi | No Comments