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2013/03/08
私は壁に落書きする若者を見つけた。
そう言う私も若者ですがね。
注意してやろうと思ったのですが、口論になり揉めるのは嫌なので遠くから鋭い眼光で見つめてプレッシャーを与えてみる事にした。
どうやら私の視線に気づいた一人が、こちらに歩み寄って来た。
『あの〜誤解のないように言っておきますが、ここは僕の家なんですよ。』
えっ!私は凄い恥ずかしい気持ちになって顔を赤らめた・・
でも屋根も見当たらない・・
『屋根なんていりません。絵の具が側にあるなら。』
私はこの言葉を聞いて、ますます恥ずかしい気持ちに。
『どうも壁に絵を描いていると悪いイメージをもたれますが、そんな事ないと思いません?カッコいいし、賑やかになるし。』
まぁ描き手の技量にもよると思いますが・・
しかしどうもこの絵、どこかで見た事あるような・・・
ついボソッと、吉田さんの絵に似ていると呟いてしまった。
『えっ!吉田さんをご存知なのですか!』
私が以前、吉田さんの家の隣に住んでいた事を話してあげた。
『吉田さんは僕たちの憧れの人なんです!だからどうしても吉田さんの影響を受けてしまって・・お〜い!もう一度描き直しだ!!』
いつか彼ららしい作品を見れるのを楽しみにしていよう。
2013/03/08 10:04 | hosokawa | No Comments