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2013/02/12

こんにちは。

皆さんは東京ディズニーランドへ行った事ってありますよね。
あそこ、いつ行っても混雑してますよね。

インターネットには、ディスニーランドの混雑予想カレンダーまである始末。
勇気を振り絞って、憧れの彼女を初デートに誘ったのに、入場制限で入れなかったら面目丸つぶれ。

そんな事が無い様に、行くなら冬場のこの時期がオススメ。
ほとんど混雑もなく、週末でも入場制限がかけられる事はありません。

ディズニーランドに限らず、遊園地は冬場はどこも人が少ない傾向です。
やはり寒いからなんでしょうね。
僕も年末に遊びに行った時、寒空の中で延々並ばされ、楽しむはずだったのに、ただただ我慢した記憶だけ残りました。

でも、子供の頃はというと、人が少ないこの時期が嫌いではありませんでした。

それは「ゴーカート

2005年に開催された、愛知万博「愛・地球博」。

会場となった愛知青少年公園は、昔は閑散とした空き地広場。そんな公園でした。
唯一と言って良い楽しみが、ゴーカート。

小さい頃は保護者同伴じゃなければ乗れなかったのですが、一人で乗れる様になった時のあの感覚。

アクセルを踏めばスピードが上がり、ハンドルを切れば自由にどこにでも動く。
ゴールについたら、走ってまた乗り場へ並んだ記憶があります。

その頃の楽しかった思い出からなのか、少年雑誌に小さな記事で紹介されていたレーシングカート。

このレーシングカート。

見かけは遊園地のゴーカートの様ですが、これは小型のF-1マシン。
現在のF-1ドライバーの多くは、このレーシングカートからレースを始めています。

12歳からライセンスが取れるのですが、僕もお年玉大枚をはたいて取りました!

が、子供の僕に出来るのはここまで。

カート自体が何十万円もしますし、当然レースに参加するにも参加費が必要です。
ドライバースーツやヘルメット、グローブなど揃えなければいけない物も多く、小学生には賄えるはずもありません。
新聞配達のアルバイトをしようかとも思いましたが、計算してもそれだけでは足りません。

そんなこんなで夢を諦めていたのですが、高校生になった頃、進路をどうするか真剣に考えていた時、どうしてもその頃の夢が沸々と湧きだしてきたんです。

高校3年生が、真剣にレーサーになりたい。
これ、多くの人は「いつまで夢見てるんだ」と、必ず呆れかえります。

図書館や本屋で、どうすればレーサーになれるのか。
一生懸命探しましたが、結果は目が悪い人は成れないというもの。
眼鏡をかけても、裸眼に比べたら視野が狭くなるというのがその理由。

ここで諦めてしまった自分が恨めしい

後にボビー・レイハルというレーサーが、アメリカのインディー500マイル・レースで優勝するのですが、ヘルメットを脱いで優勝インタビューをした彼。
眼鏡をかけていたんです。

自分のやりたい事は、絶対に諦めては駄目だという事を学びました。
アドバイスを受けるなら、それを成し得た人からの意見でなければなりません。

スーパーカーに乗りたければ、既に乗っている人から、どうすれば乗れるのかを聞く。
お金持ちになりたければ、お金持ちの人から教わる。

当たり前の事ですが、そういった姿勢が出来ていない人って、まわりに多くありませんか?

 

じゃまた。

 

2013/02/12 09:00 | taro | No Comments