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ここ数日はふぶきから開放されていましたが、また激しく降っています。
今週はまだ気温が高めなので救われますが、明日も早起きして雪はねです。
とほほ・・・
僕の好きなTV番組に「酒場放浪記」というのがあります。BS–TBSで毎週月曜日の午後9時から15分1クールの4クール分まとめて放送しています。かなりマニアックな番組です。
吉田 類さんという方が、東京の下町を中心に“大人がひとりでぶらっと立ち寄れる”酒場を紹介する異色の紀行番組。各地の路地裏にあるような酒場に出没してそのお店の紹介するという何と言うことのない番組なのですが、僕には面白い。いろんな酒場でその土地の食べ物やお酒を味わって、いいところを紹介するだけの番組です。酒場に行く前に、その土地にある面白いスポットもちょっと紹介するのがお約束です。 もともとが2003年の9月から別の番組のスポットで放送されていたものを、今は4本まとめて再放送しているらしいです。
吉田 類さんは・・・「酒場詩人。1949年高知生まれ。仏教美術に傾倒し、シュール・アートの画家として活動、パリを起点に渡欧を繰り返す。後にイラストレーターに転身し、90年代からは酒場や旅をテーマに執筆を始める。俳句愛好会を主宰。酒場と酒場をめぐる人間模様をテーマにした著作多数。」(抜粋) まあ、気さくそうな感じの人ですが、今ラジオにも出演していますが、TVとラジオでは感じが違います。酒が入るか入らないで大分違うものです。 先週は稚内の酒場が紹介されていました。
なんとなく、観ていてほっとする番組です。だまされたと思って一度ご覧ください。
「くせ」になるかも・・・・・
韓国での口蹄疫が止まらず、とうとう殺処分が120万頭というとんでもない事態になりつつあることを前回紹介しましたが、まだまだ拡大しています。
防疫体制をとる上で、消毒が重要なポイントになりますが、口蹄疫の場合、そのウイルスの特性を考えながら対応しないと十分な効果が発揮できないそうです。
「殺菌消毒剤」として市販されていても、それは大腸菌H901株に対して殺菌性を判定するのであり、その消毒の有効性は「石炭酸」との比較で調べられるのだそうです。ならば、一層口蹄疫に用いる消毒剤はよく検討しなくちゃなりません。つまり、口蹄疫を含むすべての病原菌に同じように効くとは限らないからです。 消毒には一般的な「消毒」と「滅菌」の両方があると考えます。もちろん消毒のほうは殺菌というより、微生物の数を減らすことであり、滅菌はすべての微生物を除去することです。口蹄疫にはこの滅菌レベルの消毒が求められるのでしょう。これは大変なことですが、「滅菌レベル」にむけた対応に努力しなくてはならないでしょう。
宮崎では消石灰と炭酸ソーダ、ビルコン(塩素系)がメインで使われていたと思います。消毒液が不足したせいか、食酢も使われていたのですが、これは効くのか不明でした。ただ、口蹄疫ウイルスはpHに極めて敏感でpH6からpH9がウイルスにとっての安全域でそれ以下もしくはそれ以上のpHで不活性化するとのこと。ただし、99.999%不活性化のためにはph4以下もしくはpH12以上が必要らしいです。このくらいだと、15秒程度で死滅するそうです。しかし、pH5とかpH11だと30分くらい暴露されないと同じように作用しないとのこと。 苛性ソーダは0.1%でpH12以上になるそうなので一番いいということにはなります。消石灰は12.5ですし、ビルコンも十分pH4以下です。ただし、これは純粋に存在するときで、他の物質が混ざったときの影響はいろいろ検討されているようです。 宮崎での経験を生かして消毒の指針を確立できればいいですね。