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2012/12/31
毎年、出演させていただいていたオペラ団体の公演があり、今回はお手伝いとして参加させていただいた
演者として参加していたときより、もっと制作のことが垣間見え、今回部外者の私は、仕込み•ゲネプロ(リハ)•本番全4回•撤収しか関わってはいないが、興味本位の何者でもなかった。
ただ、公演が何事もなくうまくいってほしい…の思いだけだった。
ゲネプロでは舞台上でシャンパングラスが割れてしまうというアクシデントが発生し、もう少し前で割っていたらオーケストラピットに降っているし、鳥肌ものだった。
舞台監督は「本番も割れたら容赦無く幕を降ろす」と言っていたので、もし割れたらパーティのシーンなので私がメイドの格好で出ていって片付けよう!という裏ワザを考えたのだった。
本番もやはりグラスが落ちたものの割れなかったため、出動はしなかったが楽屋までエプロン取りに走ったのは言うまでもない。
演者が安心して演技できるようにサポートするのは裏で動いている舞台監督さんや助演出さんがいるからで、それにじわじわ気づかされたのも私がサポート側で参加させていただいたから。
実は、今度演じるブライダルサポートの役にリンクすることがたくさんあり
リアルで感覚をつかむ時間でもあった。
早着替えのお手伝い、場面転換、袖での小道具受け渡し、アナウンスなどの合間は大抵、衣装ドレスの裾あげなどの裁縫をしていた。
裁縫を続けながら楽屋で会話をするのは稽古デジャヴで「実際はこんな感じか」となった。
2012/12/31 02:26 | uika | No Comments