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2012/12/25

エミネクロスは当初、乃木坂駅から徒歩3分の閑静な住宅街の中にあるビルの1階にありました。青山斎場の前です。有名人の葬儀がある時だけにぎわう場所です。家内が見つけて来た隠れ家的なよい場所でした。
しかし、人通りはなく、一元さんは絶対に来ないような場所です。私の活動もクリニックではなく、知り合いの方々しか来ないのでちょうど好都合でした。そのビルの1階はチャック・ウィルソンさんのオフィスだったところだそうです。2階に建築事務所、3,4階が大家さんというこじんまりとしたビルでした。

そこに私、チームエミネを動かすスタッフが常勤と非常勤で3名、事務のアルバイトの女性1名、そしてスポーツクリニックをサポートするトレーナーなどが非常勤で3名、そして講演会の担当1名の感じで狭いオフィスをわけて使っていました。当時は大学体育会のチームメントレとかも多く、いま思うとホント狭いところにぎゅうぎゅうの状態でやっていました。

オフィス周辺はその後、六本木ヒルズが建設され、ミッドタウンができあがり、国立新美術館などが開設され、まわりはどんどんと様変わりしていきました。近所のお寿司屋さんとフランス料理屋さん、そして喫茶ウエストと仲良くさせてもらい、ほぼ10年間滞在しましたが、周辺にできた会社や店はほとんどが潰れていきました。今いる代官山のオフィスも好きですが、実はエミネクロスが誕生したあの乃木坂の南青山は一生忘れられない素敵な場所として今でも記憶に残ります。

手狭になってきた頃、2階の建築会社が丁度都合よく出ていきまして、2階を改装し、セミナールームとして使用できるようになり、少しお客さんが増えてきたオフィスには好都合でした。それにしても懐かしいです。

しかし、依然としてさまざまな苦労や事件は続きます。その時々の素晴らしいスタッフたちに恵まれていたのだと改めて感じます。

引き続き、まだまだ続く辻秀一物語をお楽しみに。

2012/12/25 05:14 | tsuji | No Comments