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2012/12/23
自分は曲を作るとき、インスピレーション以前に、自作のショートストーリーを
元にして言葉から音楽を作る。今まで音楽から言葉(歌詞)を作ったことは、ない。
たぶん、頭の中の優先順位が言葉であり、ただそれはタダの言葉ではなく、音楽としての
言葉(音声)なのかもしれない。
言葉の音楽を作りたいと思ったとき、イバラの道になってしまうかもしれないけど
それでも作りたいとおもったのは何だったんだろう。
やはり、自分は音楽と言葉の世界に住む住人なんだ。そう思うしかない。
言葉の意味は分かっているのだが、雰囲気を作るだけではダメで、
音の構成としては、何も起こらず、密度が少ない、言葉の意味に頼り過ぎている。
自分はどうしたらいいのかわからない。
1つのモノの展開が少ない。素材に頼り過ぎている。
考え抜く。それぞれダイレクト。語り。
どんなOOなのか。音のアプローチが少ない。
聴かせたくないところ→違う編集
声の音量と揃える。 などたくさんダメだしされた。
また作り手の仕掛けが少ない→編集
など、音楽だけでなく、映画や美術を参考にして、
いろんなインスピレーションを感じること。も大切だと教えてくれた。
なかでもジャンリュック・ゴダール(映画監督、作家)の作品を見ると
いいよ。ということで東京の日仏会館に行ってDVDを借りてきた。
映像の編集の仕方が面白くてちょっと今までみた映画と違った印象。
どこが今の現実なのかどこが昔話なのかわからなくなるのだけれど
ストーリーはしっかりしていて見ごたえがある。
そう思った。
2012/12/23 12:09 | shiho | No Comments