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2012/12/04

海の中には多くのゴミが投げ捨てられていて年3〜4回程度、日本人ダイブショップが集まりゴミ拾いをしています。ゴミの中で一番多いのはテグスなど漁やボートに使っているもので毎回、かなりの量が取れます。漁の場合は釣り針が根掛かりで切れてしまう場合が多く、そのまま月日が経ってしまうと珊瑚や海綿などが付着して取るのも大変なことや魚などが引っかかってしまいそのまま死んでしまうなど見てられない場面もあったりします。

次はビニール袋などのビニール製品が水中を漂っていたりします。これは海辺に住む人たちが捨ててしまうことや、ボートから投棄されたもので間違って魚などが食べてしまうと消化系で障害が起き死んでしまうなど生物系にとってはかなり深刻な問題もあります。

遙か昔から行われてきた習慣で、海や川、陸地などにゴミとして捨ててきた物たちも文明の進化で、簡単にゴミとして捨ててしまうことによって環境にダメージを与えかねない物ばかりになってきている物が多くなり、全ての人たちに教育して理解してもらわなければ本当に大変なことになる一歩手前まですでに来ているような気がしてなりません。

今回の写真 イロカエルアンコウ

生まれて間もない小さい個体です。元気に大きくなる育ってくれると

うれしいのですが。

2012/12/04 02:39 | nihei | No Comments