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ネイルチップを見かける方が多いと思います。
ドラッグストアや雑貨ショップのネイルコーナーには必ずといっていいほど陳列されています。
ネイルサロンへ行かなくても、手軽に華やかなネイルアートが楽しめるのがネイルチップ。
普段はネイルをしないけど、今日だけ明日だけしてみたい、
というような場合にぴったりです。
今回は、ネイルチップの付け方やコツなどをお話します。
まずチップの準備です。
そのままだとサイズが大きかったりする場合が多いですから、
その場合はご自分の爪に合わせるとよりフィット感が増します。
自爪に近いサイズを一通り選びます。
ヤスリを使って自爪からはみ出すチップの部分を削りましょう。
主に甘皮の周りを削ることになると思います。
(事前に甘皮をスティックなどで押し上げておくと、より自爪にぴったりさせることができます)
甘皮のカーブが異なる場合もチップを削りなおしましょう。
両方の横もなるべく指の上にかぶらないよう削ります。
ちょっと手間ですが、この作業をするしないでは装着した際の見た目も変わりますし、
密着具合も変わります。
オリジナルのチップを作るつもりで、丁寧に整えましょう。
次に爪に密着させるステップです。
何を使って装着するか、方法は大きく分けて3通りになります。
・両面シールを使う
・ネイルグルーを使う
・取り外し可能接着剤を使う
いずれもネイル専用のものです。
使用する前には、共通して行なう前準備があります。
それは自爪表面の油分水分除去です。
消毒用エタノール、または除光液でしっかり爪の表面を拭きましょう。
密着を高めるためと衛生面を考慮した準備です。
それでは、それぞれの特徴と方法をご紹介します。
<両面シールを使う>
もっとも手軽で爪にも安心な方法です。
チップに添付されている場合もありますし、単独で売られていることもあります。
ネイル用に薄くそれでも割合にしっかりつくシールです。
台紙からシールを剥がすのにはピンセットを使いましょう。
薄いため剥がし難いことと、手指の油や汚れが付くのを防ぐためです。
チップにシールを貼ったら、自爪にチップを装着します。
密着させるため力を入れてチップを押さえます。
隙間が出来てしまうようなら、シールを重ね貼りして厚みを出しましょう。
シールを使った場合、水に触れることは極力避けます。
乾いた状態を保てば長持ちしますが、入浴などをする場合は外します。
チップを外す場合は、甘皮のそばにスティックなどをそっと差込み、
徐々に滑り込ませるようにすると外れます。
外れ難い場合は、ぬるま湯に指を浸しながら行なうとよいでしょう。
爪の先から上に無理やり剥がすようにすると爪を傷めますからご注意。
<ネイルグルーを使う>
両面シールより爪に強力に密着させることができます。
チップの自爪に付く部分にグルーを垂らし、すばやく自爪に装着します。
数十秒で乾き動かなくなります。
瞬間接着剤の感覚だと思ってください。
問題なく密着しているのであれば、数日はそのままで大丈夫です。
水にも強いので入浴などもそのままできます。
落とす場合は、アセトンという溶剤を使用します。
こちらは一般では入手困難ですが、ネイル商材として購入できます。
またグルーリムーバーという商品名で扱われている場合もあります。
アセトンは、グルーを溶かすことで自爪からチップを外します。
とはいえ、チップも一緒に溶けてしまうので再利用は不可能です。
チップの付いた指をアセトンに浸すか、
アセトンを染み込ませたコットンを爪に乗せ、揮発を防ぐためアルミホイルで巻きます。
数十分放置すると溶け出しますので、スティックなどを使って自爪から取り除きます。
爪の表面が若干ガサガサするようなら、爪磨きなどで軽く表面を整えましょう。
<取り外し可能な接着剤を使う>
爪に優しくチップも再利用できる方法です。
少々手間がかかりますが、最近では最も人気な方法です。
「ワンタッチネイル」などの商品名で販売されています。
専用の接着剤をチップに塗り乾かす、を数回繰り返し、固めのゲル状接着剤にします。
チップを自爪に圧着させれば完了です。
チップの取り外しは、スティックを使い甘皮付近から差し込みます。
接着剤が付くうちは繰り返しチップを使用できますし、
接着剤を剥がしてあらたに付け直すことも出来ます。
お気に入りのチップを長く大切に使うにはこの方法が一番でしょう。
水に強いわけではないのですが、シールよりは耐水性があります。
急なお呼ばれや、サロンへ行くことが出来ない、マニキュアを上手に塗れない、
などの状況では大活躍のネイルチップ。
プロのネイルアートを簡単に楽しめるのも魅力です。
また、ネイルチップのアートを参考にしてセルフネイルを楽しむのもいいですね。