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やっと晴れました。
ですので、先日、2回生の学生とちょっとしたフィールドに行ってきました。
本当はもっと早く行く予定だったのですが、予定している日になるといつも雨で中止に。
雨より大雨の方が正しいかもしれません。
水曜日の朝7時から開始のこの授業。
今はすでに雨季に入っているので、早朝・夕方は雨が降るのです。
少しの雨ならまだ考えますが、スコールでは決行するわけにはいきません。
先週の水曜日、絶好のフィールド日和。
初めてハンマーを持って外に出れる嬉しさからか、生徒たちは6時30分には集合していました。
そのガッツでいつも来てよ…
2回生は6人だけなので、移動も楽チンです。
フィールド場所は大学から車で10分程度の近場。
移動中にフィールドにおける注意事項の確認をします。
到着するなり、皆ゴソゴソと何か取り出します。
何と、フィールドのためにお揃いの洋服を作っていたのです。
そののちさっそく石を叩きたい生徒を静止して説明を始めます。
ハンマーの使い方やサンプルの取り方・保管方法。
写真の撮り方やスケッチの仕方。
あまりにもボーと聞いているのでレポート提出するように、と釘を刺します。
途端、メモを取る始末…
まぁ、いいけどさ。
気持ちが分かるからです。
私が初めてハンマー片手に外に出たのは2回生の時でした。
ちょうど、同じ時期なのです。
ちょっとした課題も与えつつ、サンプルも採取します。
生徒たちは些細な事にも敏感に反応します。
“同じ岩石を叩いているのに場所によって音が違う”
“取れやすい部分と取れにくい部分がある”
“これはどうやってできたのだろう”
“この方法が叩きやすい”
嬉しい反応です。
全部レポートにまとめてね、次のフィールドまで覚えていてね、という気持ちで答えます。
以前も書きましたが、今学期の私自身の目標は“外に出て生徒にダイレクトに身に付く授業”です。
天候上、お預け期間は長かったですが、あの生徒たちのキラキラした目。
この科目の今後の予定は、採取した試料を用いて実習を開始します。
このキラキラした目や新しいことに興味を持ち続けてもらえるような授業にして行こう、と再度決意したのでした。