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声優さんって色んな声が出せるんでしょ~?
なんて言われる事は多々あります。
まぁ、僕は比較的色々な声を出したりするようなタイプではあるような気がしますが、皆が皆そうであるとは限りません。
この、声を作るという問題に関しては賛否両論あると思いますのでなかなか語りづらい所がありましてなかなか僕も筆が進みません(笑)
なので僕なりの見解というか、僕が声を作る時に気をつけている事などを書いてみようかな…なんて思いますがちょっと恐ろしいですね(笑)
声を作るっていう行為はある意味恐ろしいです。だって…やっぱり自然では無いって事ですからね。声を作っても自然に聴こえるかどうかって所が重要な気がします。
70歳位のおじいさんをやってください。なんて言われた時に『できません』とは言えないじゃないですか(笑)。いや、言える人はいらっしゃるんでしょうけど、僕は小心者なのでそんな事は言えません(笑)。
できるだけ頑張ってやってはみますが、どう考えても僕は70歳ではないのでそんなような声色は出ませんよ。出ませんけど…
できる限りそれに近づける努力はします。
声とか喋り方っていう事だけしか意識しないとギャグっぽくなっちゃったり、リアル感が無くなって非常に小手先な感じになっちゃいます。内面的なモノとかを色々研究する必要があるんだと思います。
ちゃんと表現として成り立たせなきゃいけないっていう作業も必要です。ですから声を作るっていう事は凄く大変な作業なんです。中途半端な作り込みだとやっぱり違和感というか不自然な感じになっちゃいますからね。
本物には敵いません。わかっています。
でもやるからにはできる限り小手先じゃないような表現を提供したいんです。なんせ僕は小心者ですから(笑)一生懸命やらないわけにはいかないんです。
自分の得意な感じの声で喋れるわけではないので大変だという事ですよ。僕は声を作っても自然な感じになるように心がけています。