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2012/11/13

撮影の仕事へ行く途中に通りがかった原野。

今朝は氷点下5℃まで下がり、木々が凍り付いていた。

少し前まで鮮やかに彩られていた木々が少しずつ色彩を失い、モノトーン

の世界へと変わっていた。

一年ぶりに迎えるこの季節。

ピーンと張り詰めた冷たい空気が懐かしくもあり、新鮮だった。

「自然」とはなんと美しい芸術作品だろう。

静寂の中で冷たい空気が流れ、時々野鳥が小さく鳴きながら頭上を飛び去って

いく。

その全てが芸術作品の粋な演出だ。

決して特別な景色ではないのだが、つい見とれてしまう。

僕にはそんなことがよくある。

数時間後にはこの氷は太陽の熱で消えてしまう。

今日は早朝限定の芸術美に出会うことができた。

 

 

 

 

2012/11/13 12:25 | yamada | No Comments