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週末だけとはいえ、現職に復帰して約3週間が経ちました。
あっという間の3週間、もとい5営業日で、ついに久しぶりの売掛金回収作業が発生。
(とはいえわたしのお客様ってまだ少ないので少額ではありますが…^^;)
なので今回は、売掛金にまつわるお話をしようと思います!
さて、この売掛金。
俗に言う「ツケで飲む」「カケで飲む」お客様から、そのツケたりカケたりした飲食代金=
売掛金を回収するのが売掛金回収です。
もちろん、こうしたことが出来るのはお客様の身元が知れていることが条件です。
身元と言っても、別に勤務先や本籍地を押さえているということのみを指すわけではあり
ません。もちろんそういう情報を開示しているお客様のほうがツケ飲みしても許されやす
いのは事実ですが、例えばお店にずっと通っていらっしゃってお店との信頼関係があると
か、そういう方のご紹介で来店されているとか、ご自宅が近いなど、諸々の条件をクリア
している方が特権的に許される制度です。
が、この売掛金。
実は回収するのにものすごく手間がかかる場合があります。
基本的に回収は女の子の仕事になり、回収できないとお給料から容赦なく差っ引かれるの
で女の子も必死になって取り組むのですが、すぐに払ってくださる方はいいとして、そう
でない方も実はかなりの数になります。
本当にきわどい場合はお店の黒服さんやちょっとアレなお仕事に従事していらっしゃるス
ーツ姿の方々の出番になりますが、幸いなことにまだわたしはそこまでの土壇場に立たさ
れたことはないので、ごくごく一般的な例でご紹介します。
1.電話が月末になると不通
だいたい5~10万前後のツケをお持ちの方に多いのがこのパターン。額が小さいから逃げ
られると思っていらっしゃるのかもしれませんが、携帯に出ない場合は勤務先への電話攻
撃も辞さない構えの女の子に大抵の方は最終的に素直に支払われます。
だったら最初からそうすればいいのに、と思わずにいられません。
2.なぜか急な出張が入る
「月末行ったときに払うからね!」などど言いつつ月末になるとなぜか急な出張(しかも
なぜか海外など遠方)となるお客様も。額で言ったら50万前後くらいのお客様が多いので
すが、支払えない額ではないが大金、という感じなのでしょうか。もちろん、こちらも多
少えげつない手を使っても回収させて頂くことになりますが、逃げ回った分、次回来店時
のお支払い額は相当なことになってしまいます。
…もちろん、売掛金で飲むと言うことはお店に借金をしているのと最終的には同じこと
になるわけですが、それでもツケやカケで飲むことを一種のステイタスと感じられるお客
様も多いのは事実。
できればこんな珍騒動にならないよう、お客様には常に現金会計をお願いしたいところです。