« | Home | »

2012/10/16

こんにちは。

 

先日、仕事の打ち合わせをしながらホテルの喫茶でお茶してて、ひょんな疑問が持ち上がりました。

そもそも、何で日本は左側通行なの

20代前半のA君。すかさずカバンから自慢のiPadを取り出しググって(検索サイトで調べる意)くれました。
調べてみると、室町・平安時代に遡るようで、武士が刀を腰に差して右側を歩いたら、前から来た武士と刀同士が当たってしまいます。
当然ながら、刀が当たればモメ事が起きるので、左側通行になったとか。
一方、ヨーロッパ諸国の右側通行については、馬車の馭者が右手で鞭を振るい、対向する馬車に鞭を当てないために自然と右側を通行するようになったという説があるようです。

へぇ~と皆が関心してたら、調子にのったA君。
今度は財布から取り出したクレジットカード。アメリカンエキスプレスのクレジットカードを作る事が出来たと、喜んで見せて来ました。
アメックスのカードは、VISAやJCBに比べ年会費も高く、ステイタス性があると思われているようで、喜ぶ気持ちも何となくわかります。

そこでやめときゃいいのに先輩のBが、ゴールドカードを出して「まだまだやな」と。
そんな馬鹿話しながら、そろそろ店を出ようと思ったら伝票が見当たりません。
しばらくしてウェイターがC専務の所にやって来て、伝票にサインして受け取ったカードがプラチナカード!
皆が馬鹿話をしてる最中に、こっそり支払っていたC専務。
このさり気なさ。カッコい~ィ!

さて、そんな訳で左側を通行する日本では、自動車のハンドルは右側に、欧米車は左側にハンドルが付く様になりました。

「外車=左ハンドル」
といった印象をお持ちの方も、特に人生の先輩方に多いかと思います。

素朴な疑問。運転し辛くない?危なくない?

はい。運転しにくいです。
特に右折時や、大型車を追い越そうとすると、対向車が見えないので危険です。

左側通行の国といえば日本とイギリスくらいなもので(正確にはもう少し多いが)、自動車販売台数の少ない右ハンドル車はわざわざ生産されなかった訳です。
バブル経済をきっかけに外国車の販売台数が増え、フォルクスワーゲンといった大衆車に留まらず、メルセデス・ベンツやBMWといった高級車も日本仕様に右ハンドル車を多く生産しだしました。

ですから最近では右ハンドルの外国車も多くなりましたよね。

周りにいませんか?
わざわざ左ハンドルの外国車に乗っている人。

先日、名古屋市内の交差点で右折待ちのポルシェがあったのですが、運転してたのは白髪のおじ様。
右ハンドルでさっそうと走り去って行きました。
あまりにも自然すぎて、カッコいい!と、呟いてしまいました。

 

じゃまた。

 

2012/10/16 09:00 | taro | No Comments