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ご無沙汰してすみません。
実のところ公私ともにいろいろございまして、心身の調子がいまひとつよくありませんでした。
そんな中、ボディビル大会の観賞だけは欠かさずにしてまいりましたが、昨日新潟で行われた東日本選手権を前に力尽きました(苦笑)。
今年のボディビル大会観戦シーズンも、来月7日の日本選手権をもちまして終わりますので、その後はもう少しペースを上げられたらと思います。
さて、先月までロンドンオリンピックの話題を中心にコラムをお送りしてきたわけですが、ひとつ話題にしていなかったものがあります。
そう、タイトルにもありますとおりシンクロナイズドスイミングについて、まだ何も書いていませんでした。
しかし実のところ、私は録画さえもいまだにきちんと見てはいません。
といいますのは、以前にも何回か書きましたが私は「ソロこそシンクロの華」という考え方でして、そのソロがないオリンピックのシンクロにはいまひとつ興味がわかなかった、ということはあるかと思います。
また、昨年中国の上海まで世界水泳選手権を見に行き、生でシンクロの魅力をとことん堪能してまいりました。
あれ以上充実したシンクロ観賞は到底不可能だろうな、という「あきらめ」に似た気持ちもありましたね。
順位や日本代表の活躍についてもまあ予想通りという感じで、今回メダルを取れなくても特段大きな話題にもなりませんでしたね。
私はシンクロを見るのは大好きですし、実際これまでも何回も大会を見に行っているわけですが、こと日本国内での大会観戦では肩身の狭い思いをしてきました。
地元横浜市では、毎年5・6月頃に「東日本選手権」というシンクロの大会があります。
2002年にシンクロ関係者の方のホームページでその情報を発見し、初めて見に行きました。
そこで、それまでテレビでしか見たことのなかったシンクロの魅力・迫力を生で知り、それ以降見に行ける大会をできるだけ見に行くようになりました。
ところが、2004年に見に行ったときのことですが、プールの水面まで遠かったので双眼鏡で観賞していたのですが、関係者に何度もわざと目の前を通られて観賞を邪魔されたり、しまいにはガードマンに注意される始末でした。
別に盗撮とかいかがわしいことをしているわけでもないのに、なんで?と思わずにはいられませんでした。
あえて言うなら、観賞している中年オヤジ(私)の姿が気持ち悪かった、ということなのでしょうか(原爆)。
そして、翌年以降は場内のそこここに「双眼鏡等使用禁止」の貼り紙が張ってありました(苦笑)。
どういうことかと関係者の方に聞いてみたところ、「盗撮防止」のためだとのことでしたが、見るためだけの双眼鏡さえ禁止するという意図が、私にはどうにも理解できませんでしたね。
ちなみに、2004年に関係者以外で観戦していたのは私を含めて3人程度で、そのうち双眼鏡を使用していたのは私だけでした。
要するに、私1人のためにここまで「対抗措置」をとっているということになるわけですが、なんかもう笑っちゃいますね。
そのため、2007年以降は私も見に行くのをやめました。
ちなみに、この大会を教えてくれたホームページでも、今はそういう情報を発信しなくなっていました(苦笑)。
上海の世界水泳選手権や、2002年の釜山(韓国)でのアジア競技大会のときには、撮影も全然自由だったんですけどね。
そういうこともあって、今だから言いますが日本代表「マーメイドジャパン」は、今回ロンドン五輪に行けない方が、むしろよかったのではないかと思っていました。
この日本のシンクロ界の閉鎖的な体質が、それを機会に変わってくれればという期待があったのですが、残念ながら4年ほど先送りになってしまったような気がします。
こんなわけで、私はシンクロは好きなのですが、「日本のシンクロ」は正直好きになれないというのが本音なのです。
というわけで、今回はいわゆる「愚痴こぼし」でした(爆)。
久々のコラムがこんな内容で、ごめんなさい。