こんばんは。
先日から（主に）キャバクラ嬢の営業方法について一席ぶっていたら、現職の友達に
「なまぐさすぎる」と言われました（^^；）
なので、今回は風俗のお話をさせて頂きたいと思います！

ところで、風俗嬢とお客様はどんな話をしていると思いますか？

話なんかしてなくて、ひたすらプレイをしている、と思われがちですが、実際はそんな
ガッツのあるお客様は珍しいほうです。例えば60分のプレイ時間の間、実際に裸でくんず
ほぐれつしているのは正味45分くらいでしょうか。

この残りの15分については、実はおしゃべりしていることが多いです。
もちろん、45分コースのお客様でも、着替えやシャワーなどの時間を含めれば、10分程度
はお話する時間を作ることが可能です。
（それがお客様にとっていいか悪いかはものすごく微妙なところだとは思いますが）

このとき、話す内容は特にマニュアルがありません。
お客様からお話を振って頂くこともあれば、こちらから天気などを話題にすることもあり
ます。それこそ「なんでこんな仕事をしてるの？」というような突っ込んだご質問を頂く
こともありますが、そうでないお客様と話す内容は本当に単なる世間話であることも。
今日はお休みですか、とか、お天気悪いですね、とか、ごくごくフツーの内容です。

（でも一回「お休みですか？」と聞いたら「いや仕事中だよ」と答えられて反応に詰まっ
たこともあります。どうやら営業の方がさぼっていたようです。仕事しなさい！笑）

ただ、実は普通の世間話が一番難しい話だったりもする、というのが事実。
風俗嬢というのは、勤務時間にもよりますがほぼお客様と生活のスケジュールがずれてい
るものです。例えばサラリーマンの方が既に出社している時間に起きたり、世間の流れに
疎かったり。芸能ニュースなどにも意外と無頓着であることも多いうえに、会社員ならで
はの会話にはまったくついていけない、ということもあります。
それこそ共通の話題がそもそもあんまりない、ということなのです。

だからこそ、この時間を気持ちよくお話しいただいて帰って頂くことは風俗嬢の腕の見せ
どころ。
タクシーの運転手さんのように、技術そのものが上手なのはもちろんのこと、お降り頂く
まで会話を楽しんで頂いて、無事にお帰り頂く、というのはそれぞれの風俗嬢の差別化に
つながってくるんじゃないでしょうか。

「またあの子を指名したいな」というのは、実は「またあの子とエッチしたいな＋話した
いな」ということじゃないかな。
毎週のようにお話していたお客様のことを思い出すたび、そんなことを考えたりしています。