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2011/02/18

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ACP=Asia’n Complex Productionの活動をしていくうえで、
かかせない奴がいる。
  

「並木モッズ」
イラスト・デザイナーである。

 

  

   

元々は彼との出会いから全てが動き出した。

うまいタイミングで、絶妙なバランスで、
いつもイメージを落とし込む。
ゆるいんだがシャープな感じ、クールな感じ、
テイストに何の衒いもなく、
気付いたら彼と共に、
この団体もここまで大きくなっていた。

   

人との縁はいつになっても不思議なもの、
想えば叶うというが、確かに今までにおいて、
想ってからに叶った事が多々ある。
想わなかったら在りえない奇遇な出来事、
でも想い返せば必然だったのかなと。

  

漫画も描けるし、絵も描ける、僕には無い才能を持つ。
僕がクリエイター肌ではない分、
並木モッズがほぼイメージをイラストにしてくれる。
僕は仕掛けを考え、企画にし、表現の場を創るに徹する。

  

   

この「並木モッズ」。
命名は、かの<カリ・スマ>漫画家
「井上ポルノ」氏が付けてくれたもの。
おそらく同じ名前のモッズ服専門店があり、
そこから付けたんだと思われるが、彼っぽく
アナーキなテイストでいい名前だなと思う。

  

モッズ並木は大手広告代理店でしっかりキャリアを積み、
その後フリーランスへ。想えばデザインの会社自体が今、
生き残るだけでも必死な状態、イラスト・デザイン界、
フリーの人は年を経るごとに増えてくる。
また、一概に作品にしても見分けがつかないものも多い。
学生界隈に特に多い、これ、ベースが同じなんだろう。

  

例えば、第一線で活躍した往年の巨匠漫画家たちが、
今、敢えて手描きではなくPCで絵を描くことを学んでいる。
今の若い人はどうだろうか、いきなりPCでのイラストから入り、
いざ手描きとなると「固まる」人がいたりする。

 

如何なものか。

 

昔は皆、手描きだったわけで、時代は今なお進歩し、
デザインもテンプレートとしてダウンロードできたりする。
便利ではあるが、その便利さに便乗しちゃあいかんし、
時にアナログ感を求められて、何もできないでは、話しにならない。

 

そういう意味で、このMOZZ並木は
「紙とペン」だけで自分の世界を表現できる。
僕がよく使う「はぅあ======っ!!」の時のイラストも
モッズ並木作である。このゆるい感じが僕には丁度いい。

  

Avex Group Presents
「MAMAFES」においても、
並木モッズの似顔絵はママたちを唸らせた。

  

そんなこんなで今では、
東京・NEWYORK間で美容革命を展開する、
「Nao微人研究所株式会社」の「蒟蒻事業」における
アニメーションデザインキャラクターとして
「コンニャクマン・コンニャクレディ」を製作し、
いずれは商品として製品化の予定だ。

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http://nao-bijin.minim.ne.jp/

     

かれこれ設立から2年が経とうとしている。
そろそろと、その羽根の音に共感し、そのイラストレーションに魅かれ、
彼を必要とする時代が来るであろう、僕はそんな気がする。

2011/02/18 07:39 | nishikawa | No Comments