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こちらはやっとレバラン休暇を終え、徐々に仕事開始になりました。
日本では夏が終わろうとしていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、26日から約2週間の滞在で愛媛大学から先生方がお越しになっています。
と言っても、現在は1人です(笑)
他の先生は提携している他の大学を訪問してゴロンタロ入りする予定です。
今回の訪問はいつもとちょっと違います。
今までは、私の教授(地質)だけの訪問でした。
しかし今回は生物学科の先生もご一緒なのです!
なぜ、別々にゴロンタロ入りしたかと言うと、調査をするためです。
私の教授も今年は調査がメインです。
皆さんゴロンタロ大学として、大きな1歩だと皆さん大変大喜びです。
さて、先に現地入りされた先生は簡単に言うと魚が専門です。
魚だけではないですが…
ゴロンタロにはたくさんの固有種がいますが、まだ調査・研究はさけていません。
どこから来てどこに行くのか、
成長したらどのような姿になるのか、
季節が限定されているものはあるか、などです。
先生は今年は初めての訪問なので、現地の雰囲気を掴むことやどのような魚がいるかを知ることが大きな目的です。
ですので、川や海、市場に行って現状を確認します。
時には、漁師さんや地元の方に直接インタビューもします。
こうやって調査をしていると、大変面白い現象(?)が起こります。
何だ何だと言って、たくさんの人が会話の輪に入ってくるのです。
最初は1人の漁師の方にお話を聞いていても、最終的には何十人にもなることがあります。
“それだったら、ここがいいよ”
“もう少し、待った方がいいんじゃないか”
“あそこに行ってみなよ”
様々な意見が交わされます。
時には間違っていることもあるので、要注意ではあるのですが(笑)
しかし、このインドネシア人の親切と言いますか・・・おせっかい(笑)ぶりには毎度のこと脱帽です。
このおじいちゃんは、急にネットを持ち出しジャブジャブと川の中へ。
そして、直接魚を捕まえて見せてくれました!
本当に、おじいちゃんありがとうございます。
先生の調査はまだまだ続きますが、私も調査が待っています。
1週間の山籠もりの開始です!
虫や虫や虫や食べ物に気を付けて、火山灰採取を行いたいと思います。