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2012/08/24

(ええ、タイトル、『部屋とワイシャツと私』に似せてます…)

さて。

今回は、ぼくが高校時代に好きになったバンド、The Style Council (ザ・スタイル・カウンシル)について書かせていただきますね。

中学から始めたギターがなかなか上手くならず、大学に行ったらトランペットを再開しようかな…、と思うひとつのきっかけになったバンドです。

トランペットは小学校の頃に2年半ほどやっていたし、ギターは指をたくさん使うけどトランペットなら指は3本だけ、これだ…! という流れでもありました。

The Style Council(83〜90年)とは、UKのバンドで、というか、ポール・ウェラーとミック・タルボットによる二人のユニットです。

84年発表の1stアルバム『カフェ・ブリュ』は、本当にカッコよく、毎日聴いていたものです。

音楽評論家の渋谷陽一さんが、NHKのFMの番組で紹介していて、それで好きになりました。

ちょいちょいホーンセクションの入った曲もあったりして、そのセクションサウンドにもしびれたものです。

超絶なホーン・セクションではないですし、普通といえば普通なんですが、『The Style Council』のことを全肯定していましたので…。

で、こんな感じです、と、改めてYouTubeを漁ってみたら、ホーンセクションの入っている曲、それほど多いというわけでもないな…、ということに気がつきました…。

記憶の中で自分に都合の良いように、The Style Council のイメージをねじ曲げていた可能性を、今、ちょっとだけ感じています…。

というのも、正直に言うと、セクションやってみたいなーという気持ちになったのは、佐野元春からの影響も結構大きく…。

やはり高校のころ、佐野元春のコンサートを聴きに行って、そこで買ったコンサートパンフに、ツアーミュージシャン全員の簡単なインタビューとか使用楽器紹介とかが載っていて、トランペット奏者がロックミュージシャン的に扱われていることに、「おー、こういう感じもあるんだなー」と思ったことがあり、これ自体が結構大きなきっかけでもありまして…。

本当は佐野元春からの影響が強いのだけれど、ちょっとカッコをつけるために、The Style Council からの影響でセクションに憧れた…、というストーリーに仕立て上げたという…。
(あ、大学に入ってからはジャズを始めたのですけども…)

まあそれはそれとして、The Style Council、あまりご存じがない方もいらっしゃるかもしれませんので、一応、音源をご紹介させてください。

セクションが入っている曲といえば、これかな〜。

『Shout To The Top』(84年)

よくよく聴くと、ホーンも入っていますが、前面に出ているのはストリングスですね…。
しかし、かっこいい♪

ちなみに、佐野元春が85年の初頭に発表した曲
『Young Bloods』これ、まんま『Shout To The Top』…。

ぶっちゃけ、かなり似ています…。いろいろとパクリだとも言われてもいるようですね…。

しかしぼく的には、この曲を聴いたとき驚きもしましたが、ちょっとうれしい気持ちにもなりました。

ぼくの好きなアーティストが、こんな形でつながるとは…、という気持ちです。

さて、それもさておいて、The Style Council、他にも好きな曲(代表的な曲)を、あげさせていただきますね。

ぜんぜんホーンは入っていませんが…。ちょーかっこいいです。
『The Whole Point Of No Return』

これも、ホーン入ってませんね…。ちょーかっこいいです。
『You’re The Best Thing』

次のやつは、ホーン、ちょろっと入ってます。かっこいいですよ。
『My Ever Changing Moods』

これは、しっかりホーン入ってます(ライブ映像には、セクション、映ってないですが…)。
『Walls Come Tumbling Down!』

最後に、まだまだ暑い日が続きますので…、夏の曲を…。
『Long Hot Summer』

そんなこんなで、ぼくは今日もラッパを吹いて暮らしています。

2012/08/24 07:30 | ohta | No Comments