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子供たちのためのバスケ塾をはじめようとスタートしました。
バスケのスキルのための塾ではなくて、バスケを通じて人間が育つ人間塾的なものです。コーチはもちろん東野コーチ、コーディネーターには当時成蹊大学の4年生でラクロス部にいた高橋結城ちゃんと日本大学のバスケ部OBで埼玉ブロンコスの選手だった北村良くんで始めました。どうやって集客していいのかもわからず、とりあえず港区の区報に載せてもらったりしながらスタートしました。
第1回目は、私が勤めていた港区の北里研究所病院の体育館に、数名の子供たちが来てくれました。感謝です。涙が出るほど嬉しかったです。数名の子供のために、親やコーチやJBLの選手や外人などを呼んで、大人が3倍くらいいました。バスケをやりながら様々なものを学ぶというコンセプトを持ってスタートを切ることができました。
そして、子供たちに学んでほしいことを、ルールにして言葉化することを目指した結果、 チームエミネクロスのルールは
1)一生懸命にやる
2)楽しくやる
3)人の話を聞く
4)返事をする
5)「ありがとう」を言う
に決定しました。これからさまざまなチャレンジを子供たちのためにやっていくのですが、子供たちに伝えたいことは、すべてこのルール、5つの理念を貫いていくことになります。
中学校のバスケットボール部に所属している子やミニバスをやっている子供たちだけでなく、人間的成長を目指して預けられるお父さんやお母さんもいました。必ず、入塾の前に説明会を開いて我々のコンセプトや理念を理解してもらって共有しながら活動していきました。
バスケに関してもこだわりがあり、
1.どんな小さな子供でも7号ボール
2.全員にマイボールをわたす
3.リングは全員3メートル5センチ
4.対外試合はしない
勝つためのバスケでなく、バスケを通して人間的成長をあくまでも目指すことにこだわり続けて活動していました。
当時はコーチ、コーディネーターのスタッフたちと毎日夜中までどうやって運営するのか?どうやって子供たちに伝えていくのかなどを模索し続けていたのを思い出します。
しかし、このときにやってきた思いや活動が今私たちの糧になって、2013年よりスタートするバスケのプロチーム“東京エクセレンス”の理念の基盤となっていると思います。今もそのためにたくさん苦労していますが、その頃から苦労は始まっていたのだと笑えてきます。
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