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2011/02/12

大雪の日から、なんかちょっと車の調子がおかしいような気がしてて、出店前に地元のカーショップで診て頂くと、いろいろと不具合が発覚。その場で交換できる部品は交換し、直せるトコは直して頂いた

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幸い、大事にには至らなかったものの。この日は出店時間が迫っていた為、応急処置的な作業のみ。今月はもう時間的に余裕が全くないので、来月にはなんとか出店予定を調整して改めて車屋さんで診て貰う事に

毎回、定期的な検査を行い。早め早めの部品交換をしていても、やはり予期せぬ不具合はでてしまう。悲しい現実

その翌週の出店前。今度は豊橋へ

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まずは裁判所へ。例のバイク屋との件

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以前、バイク屋へ行った時に偶然居た方から『清水君には迷惑を掛けられたからお金を払って貰う』とバイク屋のオーナーが言っていたというので、バイク屋が自分にお金を返す意思がない事が解ったので、裁判をする手続きを勧める為

約3年も待って、結局直す事ができず。そのあげくお金を返してもらうどころか、自分からまたお金を請求するというのだから恐らく話し合いで解決するのはかなり難しそう

それでも当初は、”直す意思がある”という事で、警察では詐欺罪の適用は難しいとの事だったけど、バイク屋に居た方から『清水君のバイクはこれ以上作業をしない』とショップのオーナーは言っていた、との事だったので

直す意思もなく、自分が何度も『作業が進めれないなら一度清算をして、他のショップで直したい』という言葉に対し『これからはちゃんと作業を進めるから任せて欲しい』と言っていた言葉が嘘だと解り、詐欺罪での立件に関しては少し話しが進めれそう

そして、バイク屋の家族には『本人が見つかったら至急連絡を欲しい』と伝えてあり、家族の方も『解りました』と返事を頂き

前回の寄稿後、近況を聞く為と裁判の手続きを進めたい旨を伝える為、家族の方に連絡をしたのですが『状況は何も変わっていないので、裁判をしたいのならやって下さい』という言葉が返ってきた

そして、その電話の後、あるバイク屋さんと話しをしていたら『昨日の朝帰ってきたって聞いてるけど』と、驚きの事実が発覚

しばらくして、家族の方から『申し訳ありません、実は帰ってきていました』と連絡。本人が無事帰って来た事は良かったけど、やはり帰って来た時にちゃんと連絡をして欲しかったし、何よりも本人からの連絡が欲しかった

恐らく、自分に対して申し訳ないって思いがあれば連絡をしてきたのかもしれないけど、そのような感情が無い事の表れなのかもしれない。

バイク屋が失踪していた時、自分もいろいろと探し廻り、共通の知り合いにも何か手掛かりがないか聞いたりして。最悪、見つからないままではお金も当分返ってこないと思い。せっかく直ったハーレーを手放す事も考え、地元のバイク屋さんで売却の話しも進め、少しでも金銭的な負担を軽くする為にバイト探しも初めていた

とにかく、精神的にも金銭的にもまいっていた訳で。一応は、本人が帰ってきた事は良かった事なんだけど、劇的に状況が好転した訳でもなく、まだまだ解決には時間が掛かりそう

そして、裁判所の後は税務署へ

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昨年はいろんな出費があり、経費の仕分けに関していろいろと聞いてきた

そろそろ出店時間が迫っていたので、急いで地元へ戻り。仕入れも済ませ、今度は市役所

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期日前投票をしてきました。週末はいつも仕事なので、毎回期日前投票です。

昨年末の”粉”の仕入れに関してもまだ仕入れ先の見通しはたたず、交渉は中断中

確定申告はあと一ヶ月以内には全てやらないといけず、深夜に少しずつ進め。

裁判に関しては、今回は簡易裁判という方法を選択。このやり方というのは、紛争の対象となる金額が140万以下で

訴状を提出してから、約1ヶ月半後に最初の審理が行われ、比較的短期間で判決がでるというやり方。費用も、印紙と切手代の合計が2万以内という事で負担も少なくすむ

それでも、用意する書類や資料。訴状の書き方など、やる事は多い

以前も一度、労働基準監督署にて、働いていた会社を相手に不当解雇について争った事があり

その時は、約1年掛けて資料と証拠を集め、沢山の方からの証言や署名も頂き

とても長い時間が解決までに掛かり、相手の会社が岐阜だったので岐阜の労働局に何度も足を運び、とにかく大変でした

それでも、納得のいかない事に関しては絶対に妥協をしない。明らかに相手が間違った事をしていて、悪質な事をしていると思った事に対して徹底的に争い、そして公的な機関にしっかりと判断をして貰う

それは、損とか得が一番ではなく、”正しいか、正しくないか”を判断して欲しいから

その当時、いろんな方から『内部告発はよくない』『たかがそんな事で』『あんな有名な大企業を相手に、個人がやるモンじゃない』『よくある事だよ』なんて言われましたが、ちゃんと働いていたからこそ、会社のやっている行為が許せなかった訳で

そして、会社としても”どうせ何も言ってこないから”と、同じような事が慣例化していたので、誰かがちゃんと言わないといけない、そういう思いもあり

自分が間違っていないという事をちゃんと証明したかった。多少なりとも自分に落ち度があるのなら、そこまでの事はしないし。自分以外に働いている子達も被害に遭っていたので絶対に許せなかった。自分が解雇されると聞いて、その職場の半数以上が一緒に辞めてくれ、中には自分の為に涙を流してくれる人も居た

とはいえ、10代後半と20代の前半は自分もいろんな方々に迷惑を掛け、とんでもない酷い事を平気でしていて

どちらかというと、裁かれる側の人間として家庭裁判所へ行き。罰せられる側として警察へ連れていかれていた

正直、とても偉そうな事を言える人間ではない。でも、ある時から心を入れ替え、真面目にやっていこうと思うようになり

以前の自分には絶対に戻らない為にも、いろんな苦労があっても頑張って向かい合っていこうと

やらずに後悔するような生き方よりも、とことんやってすっきりした方がいいので。

裁判をしたからといって、お金が100%返ってくる訳でもないし。その間に資金繰りがつかず、ハーレーを売る事になったとしても

そして、今の形での営業ができなくなり、他の仕事を選択する事になったとしても、それはそれで諦めがつく

ようやくタイミング良く引っ越しもしできて、たこ焼き号のローンも残り1年だったからお金も殆ど引っ越しに使ってしまった。まさにこれからって時で、あと少し頑張ればかなり楽になるはずだったんだけど。多くの常連さんが居た出店先を突然無くしてしまった事も重なり

やはり予定通りスムーズに進む事はなかった訳で。今回の事がなくても、こんな状況になったのは自分の責任。人をみる目がなかったって事で、いつかは違うカタチで状況が悪化していた可能性もある

まぁ、どっちにしても自分の判断力のなさが招いた事。しっかりと反省をしないといけません

今までも、数々のトラブルや逆境を乗り越え、チャンスに変えてきたので。もしかしたら、一時期たこ焼き屋を休業して、新たな業態で自営を始めるかもしれないし。たこ焼き屋は趣味として徹底的にこだわった味を追求し、全く違う仕事を一から選ぶかもしれない。まだまだやりたい事はいっぱいあるし、挑戦してみたい事も沢山ある。でも、最終的な目標はずっと変わらないので、あくまで寄り道が増えただけだと思ってる

目標に向かう途中にはいろんな事がおこる。ハーレーで旅に出てる時も一緒、何も無いなんて思っていない。あって当然ぐらいの気持ち。だからこそ、事前にいろんなトラブルを想定して、いろんな工具や装備を持つ

転んだり倒れたりもする。でも、絶対に立ちあがり、また走り続ける。転んでしまった事は仕方ない。転び方も重要だけど、肝心なのは、転んだ後にどう立ち上がるか。そして、同じミスで同じ転び方をしない事。順調に走ってると気付かない事が多く、転んでみて、停まってみて気付く事は意外と多く、その事でいかに多くを学ぶか。それを繰り返す事で荷物はどんどん増えるけど、それはトラブルがあったからこそ気付けた事。とはいえ、絶えず完璧にはできないし、”甘え”がでてくる事もある。それでも、やはり最終的には全て自分に返ってくる事なんで、人のせいにはしないようにしている。だからこそ、今できる事を精一杯したい

なので、全く先の読めない状況ですがいろんな事を想定して動いています

この状態がいつまで続くのかは解りませんが、コラムを限られた期日に更新する余裕がないので、今月を最後に終了させて頂こうと思います

編集部の方から、休止という提案も頂きましたが。再び忙しくなる度に休止を繰り返すのは、編集部の方々やこのコラムを読まれている方々にもご迷惑だと思いまして。このような決断をさせて頂きました

まだまだ書き足りない事や、伝えたい事は沢山ありましたが。早朝から深夜まで、毎日毎日いろんな事に追われる日々では、書きたい事もまともに整理して書く事もできず。もう少しまともなちゃんとした文章でスムーズに書く事ができれば・・・と

残りあと1回か、余裕があれば2回更新できるかもしれませんが、よろしくお願い致します。

2011/02/12 05:33 | shimizu | No Comments