« | Home | »

2012/07/26

こんばんは。
最近天気が変わりやすくて、ちょっと風邪気味です^^f

ところで、先日、現役キャバ嬢の友達から「使ってない浴衣トレードしない?」とメール
が来ました。やりとりを経て、朝顔柄の浴衣と友達の白地にトンボの柄の浴衣を無事交換。
このやり取りも久々で懐かしく感じました♪

キャバクラ勤務をしていると、こういうメールが季節限定で飛び交います。
交換されるものの多くは浴衣、チャイナドレス、セーラー服など、殆ど季節限定・用途限
定・場所限定、な感じの衣類。
これらはお店のイベントのためのものです。

多くのキャバクラでは、お客様を楽しませるため、また飽きないようにするために、季節
限定のイベントを行います。
例えば、今月だったら夏にかこつけて「浴衣デー」とか。春だったら入学シーズンにこじ
つけて「制服デー」とか。また、変わった服ならなんでもアリ!というコスプレデーなん
かもありますし、お店によっては開催期間を1日から1月というスパンでとったりもします。

こういうイベントは大体お客様には好評のようなのですが、女の子にとってはそのたびに
衣服を用意しなくてはならず、結構モノ入りなイベントなのです。
(だから前述のように他店の友達や元キャバ嬢などと服を交換したりするわけです)

現役時代、わたしがこの手のイベントで最も苦手だったのが制服デーと水着デー。
実は本物の中・高校生時代セーラー服で通学していたので、なんというか、その時と今の
自分に色々と差を感じてしまい、鏡の前で、もうこの歳でセーラー服とか正直死ねる、
的な感慨に襲われることもしばしば。
なので原宿でシャツとスカートとリボンを買って、なんちゃってブレザーコスプレをして
お茶を濁したりもしていました。

そしてそれを上回る「もういやだ!」感があったのが水着デーです。
水着なのでトレードするわけにもいかず、新品を買いながら「なぜ海にも入らないのに毎
年こんなに水着買って…着ていくアテは店しかない…」などと呪詛のように文句をいいな
がら、店内で水着を着るこのむなしさ。
また、こういうイベントに合わせて衣裳をプレゼントしてくださるお客様もいて、そうす
ると、好みがどうのと言うまでもなく、それを着るようにしなければならない。
胸のサイズがかぱかぱで「だましててごめんなさい」とちょっと思ったりもする、切なさも。
懺悔したところで、当然、水着ですからドレスのように体型カバーは期待できません。
水着デーが近付くとお酒を我慢したり、運動をしてみたり、サウナに行ったりとひたすら
体型管理に気を使ったことを思いだします…。。。

 

あの頃大量に購入したそれらの水着や浴衣、コスプレ衣裳は今、たんすのこやしです。
無駄だよなあ、と思いつつ、お客様がノリノリで楽しんでくださっていたことを思うと
やっぱりイベントは楽しいものなのかなあ、と懐かしんだりしてしまう、この頃です。

 

2012/07/26 05:48 | chica | No Comments