2012/07/20
小学校の時に体育の授業でやったかもしれない、「前にー進め!」「ぜんたーい! 止まれ!」
も、ショーとして極めるとこうなります。
日本体育大学の「集団行動」です。これは、一つの「ショーである」といってもいいでしょう。
テレビなどで紹介されることもあったのでご存知の方もいるかもしれませんね。
人を驚かせて拍手をもらう、
というパフォーマンスという観点で、上の集団行動の動画もジャグリングのショーも一緒です。
ショーを見ているお客さんは、パフォーマーを見た時、これから起こることを漠然と想像しますが、
その想像を上回った時に「驚き」が生まれて拍手を送るのです。
上記動画だと、やはり1:50~のところからでしょうか。
斜めに交錯しながら前進した後、後退して交錯、さらに走って交錯、と怒涛に披露する様子に、
ビデオの撮影者も思わず「えええっ~!?」と声をあげています。
見ているお客様に「この人ならこういうことができるだろうな」ということを予想させておいて、さらにその上を行くという高等テクニックでもあります(笑)
その「驚き」をどう生み出すか。
これがパフォーマーとしての腕、ですよね。
ジャグラーには、純粋に「見た目が派手な(高度な)技をやる」という選択肢があるのですが、その枠から外れた演出ができると、もっといいパフォーマンスができるようになるのかな、と感じます。
2012/07/20 12:00 | ryuhan | No Comments