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2012/07/03

こんにちは。

全国的に梅雨入りしていますが、雨の日に新調した靴や鞄を下すのってやはり気がひけますよね。
ブランド物のカバンなんかは、雨に濡れたらやはり凹んでしまいます。
あと1ヶ月もしないうちに梅雨も明け、電力不足が叫ばれている夏が来ます。
そんな日本を飛び出して、夏休みに韓国や中国へ旅行に行かれる方も多いと思います。

さて、そういった諸外国に行くと必ず目に止まってしまうのが、ルイ・ヴィトンの鞄。

メッちゃ安っ!

日本で買う10分の1以下の値段で売られているじゃないですか!
物価が安いなぁ~…なんて思っている人は、当然いませんよね^^;)

もちろん、コピー商品です。
こういった物は製造するのはもちろん、国内への持ち込みも禁止されていますので、税関で取り上げられてもいいやぁ~って、そんな気軽な気持ちでお土産に買うのは禁物ですよ。

さて、そういったコピー商品(偽物)と、本物の区別って皆さんわかりますか?

以前、何かのテレビ番組でその違いを紹介していましたが、僕がブランド品にあまり興味が無いからなのかもしれませんが、本物とココが違うという説明を見ても、正直良くわかりません。
虫眼鏡で見比べて、ようやく縫製の形状が違う事がわかる程度で、どちらの形状が本物なのか偽物なのか、ハッキリ言って素人には区別はつきません。

だったら、偽物でも良くない?( ̄^ ̄;)

美術館等で著名な作家の展覧会など開催され観に行くと、驚く事に多くの人は、作品を鑑賞している時間よりも、その隣に掲示されている解説ボードを読んでいる時間が長い!(笑)

僕は某芸術大学出身なのですが、絵画などは「感じる」か「感じない」かであって、絵の構成や色使い、筆のタッチなんていうのは、評論家の人たちが飯を食べる為の常套手段で、自分自身が好きか嫌いかで良いと思っています。
そして、好きな作品についてのみ、その絵の背景等に興味を持つのが正しい絵画の鑑賞だと思います。

そういった事を繰り返していくと、自ずと贋作(偽物)の判別が付くようになります。

例えば、渋谷の人ごみの中で大好きな彼氏彼女の後姿を見ただけで、その人だと認識出来ますよね。
人には本物を認識する能力があるんです。
もちろん自分に何の関係もない人は、目の前にいるにも関わらず一切印象に残りません。

話を最初に戻しますが、ブランド商品のコピーについて、本物と偽者の見分けも出来ない人にとって、本物のカバンは猫に小判なのかもしれませんね。
なので、僕自身はブランド物は特に興味はありません。

名古屋はかつては世界一ルイ・ビトンが売れる都市でしたが(現在は上海だそうです)、ブランドバックを持った学生が地下鉄に乗って、携帯いじっている姿って、やはり滑稽です。
ルイ・ヴィトンの偉い人が「地下鉄に乗ってらっしゃる方に持っていただきたくない」とオフレコでのコメントは、正に同じ事を言っていますね。

さて、ようやくテーマと繋がるのですが、高値のスーパーカーにも、当然ながらレプリカ(偽者)の車が存在します。
本物を購入する事を思えば、4分の1以下の値段で購入出来ます。

でもですね。それでもそれでも何百万円はするわけで。
コンビニで新製品を買って、失敗した( ̄◇ ̄;)っていうのとは違い、支払う金額としては有り得ないのですよ!

スーパーカーに乗っている人は、当然ながらレプリカに乗っている人と一緒に遊んだりツーリングしたりはしません。
それよりも、古い国産スポーツカーに丁寧に乗っている人とは一緒に走ったりします。

嘘のない本物の自分自身でいる方が、やはり人生楽しいですね

 

 

じゃまた。

2012/07/03 09:00 | taro | No Comments