« RIO+20 FORT DE COPACABANA 山下さんからのお便りです。 | Home | 愛媛県の内子町 八日市・護国町並み保存地区 »
出演した皆さまと
府中でのコンサートが無事終了しました。
今回の舞台は、ミュージカルナンバーステージに出演させていただくことになり、
マイフェアレディから「踊り明かそう」を踊り歌いました。
無機質な人形の設定でどんどん人間になっていくという演出。
その他、オペレッタのステージにもエキストラ合唱で参加させていただき
バックなのに「演技が面白かった」などキャラクターを出しました。
このコンサートの稽古では「若さ」というものが私の中での課題でした。
稽古中、演出家からは
「出演者の中で勝ってることは若さ。その若ささえも出ないと話にならない。」と言われ続けました。
私は、舞台に立つたびに「これが最後のステージになるかもしれない」と考えながら踏むのですが
今回は特に、次の大きなステージは決まってないためよりその考えが大きく、
「この仕事が上手くいかなかった場合、私はもうステージには立てないかもしれない。」という持ち前のネガティブ思考で稽古に打ち込んでいました。
ロビーで、応援にきてくださったお客様方には、どのステージも楽しかったと喜んでいただけたのと
「楽しそうで、あんなに笑顔で、歌って踊られるの見てビックリした」や
「ういかさんの舞台姿を見て、また来週も頑張れるんです」と言っていただけたりすることがなによりの私のご褒美でした。
伴奏の方から
「この曲は何度も弾いてるけど、大体声楽の人が歌うときはテンポ落として欲しいと言われるけど、自分がこんなに走っても一体になって弾けた人は初めてで楽しくて気がついたらニヤニヤ弾いてました」
と言っていただけたことが、最大のご褒美でございます。
なによりホールが私たちを助けてくれました。身を任せる喜び。
今回の公演は、かける想いが大きすぎて終演後打ち上げは
安堵と悔しさが入りまじり号泣して過呼吸になってましたが、また初心で励んでいきます。