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2012/06/28

内子町写真こま曲独楽巳也1

暮らしが

なかったら

町並みは 中身が無いと思うのですが

皆さんは いかがですか

 

東京には たてもの園という施設があって

私も 出来た当初

イベントで 曲独楽をご覧に入れた 場所なのですが

 

普段は 誰も いなくて

中に 展示用として 農家や 大きな庄屋の 建物が立ち並んでいます

 

建設当時は 本当に その施設の必要性を疑われるほど

活用されていませんでしたし

建築物も 「いかにも飾り物」という 感じの

下手すると テーマパークや 撮影所でも ホコリっぽいイメージだけの家が

並んでいるだけの場所として あったなあと 思い出すのです

 

今はさすがに 年間集客目標とか 学習の目的で研修利用など

きちんと管理がされていると聞いています

 

家だけ保存するという事は

たずさわる人の心も関わりようが無い

ただのモノである

 

そういうことなのです

 

内子町の八日市・護国の指定地区には 重要文化財指定になった江戸から明治の

建物が3軒あります

 

今現在 住んでいらっしゃるので

すごい事だなあと 私は思います

しかも  

内子町という地域は とても広いのですが

その中心部であり

 

かつて 明治時代には ヨーロッパとアメリカへの

貿易で栄えたといいますから

 

こんなに静かで 小さな山並みが続く地域が

どのような華やかさを

当時持っていたのかは

この 建物と その持ち主の方と 地域の方のお話で

見 聞き する事ができるのです

 

ここに今住んでおられる人たちは

当時から住み続けている方も多いので

興味深い地元の話を知る事が出来るのも魅力です

 

最近の地域の活力としては

 

他の地域から

自分に合った仕事をしたくて

移住している人も居て

とてもきびしいけれど

力強い人が居ます

 

実を言うと

 

そういう体験こそ

もっと交流の中心にあってもらいたいと

私は思うのですが

 

観光の場面からは まったく知る事が出来ないのが

とても残念です

 

 

 しかし

 

この町並み保存地区の ほぼ真ん中あたりにいる私は

希望も持っています

 

こういう観光の歩いて ただ流れていく人の姿も

 

ひとりひとりが持つ 心で

これからは意味のある 本来の町並みとして

その魅力を

知っていただければ こんなに面白い事はないと思うのです

 

今年も 半年が過ぎて行きましたが

これからの毎日

私たちの子供にも 自慢が出来る地域を

ぜひとも

盛り立てて頑張ってみたいと 思っています

2012/06/28 05:17 | miya | No Comments