« こんな偶然ってあるのでしょうか? | Home | RIO+20各国ブース(1) 山下さんからのお便りです。 »
日本に台風が二つ立て続けにやって来たそうですが、どうでしたか?トンガの鈴木です。台風の被害が少なかったことを祈りつつ…。
こちらは基本的にいい天気で、日が出ていると軽く汗ばみますが、雲が出て太陽が隠れると、軽く寒く、着るものに困る毎日です。
さて、本日は日曜日です。トンガの日曜日の一日を書いてみましょう。
と、その前に平日はと言うと
7:00 起床
8:10 登校
2:30 帰宅wwww
4:30~ バイオリン練習
7:00 夕食
10:00 カヴァ
12:00過ぎ 就寝
ま、こんな毎日です。
で、日曜はと言うと基本的な娯楽が禁じられているので、
8:00前 起床
10:00 ミサ
ミサ後は、教会のおっさんたちとカヴァ。
昼寝wwww
夕食を適当な時間に食べて
夜場合によってカヴァに行くか、早めに寝る
とまぁ、なんともだらけた一日です。楽器練習にはもってこいの一日なんですけどねぇ…。平日はいくら下手くそな練習をしても、文句は言われませんが、日曜はいくらいい演奏をしても文句を言われるので…。
外国人たちは、離島リゾートに遊びに行ってますが、僕は基本的にトンガ人と同じスタンスでというのを基本にしてますので、そういうとこに行ったことありません。
というわけで、今日は昼間からカヴァを飲んでます。夕方以降はそのまま寝ちゃうんだろうなぁwwww。
あっ、日曜はルーの日と言われてまして、調理に時間のかかる穴堀式蒸し焼き料理をお昼に食べます。
1)掘った穴の中で、こぶし大の石と共に焚き火。
2)タロ芋(たぶん、里芋もOK)の葉っぱに食材を包み、熱々の石の上に置く。食材は、肉類、玉ねぎ、ココナツミルクというものです。それをさらにバナナの皮で包みます。バナナの皮が入手できなければ、アルミホイルでもよし。それを穴に入れて、その上に要らない布なのでカバーして、2時間ほどじっくりと蒸し焼き。ついでに、ブレッドフルーツやタロ芋、タピオカ芋といった芋類も一緒に蒸し焼き。石焼きが無理な場合、ガスオーブンでもよし。
こういう料理です。タロの葉っぱとココナツミルクで、正直見た目はそんなに食欲をそそるものではありませんが、熱したタロの葉は、ほんのり甘く、なかなか美味しい料理です。トンガに来た際は是非食してください。「ルーが食べたい!」と言えばわかってくれると思います。
というわけで、ぶっちゃけ日曜日はなにもすることはありません。まさに「安息日」です。こういう確実にゆっくりできる日があるのは、ありがたいですね。
では、また。