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幼少時代、海といえば海水浴での人混みのイメージが強かったけれど、波乗りする様になったら混雑していて汚れた海が大嫌いになってしまいました。
波乗りでのルール違反はもとより浮輪代わりにやって来る(一部の)季節サーファーのマナー違反や海水浴客のゴミ放置や吸い殻のポイ捨てが目立ち、とても残念です。
季節を問わず波乗りするため浜に通う者にとって海岸の近辺を含む美しい景観は大切です。
タイトルの「冬の海が好き」というのは季節サーファーや海水浴の混雑に伴うマナー低下が多くなる事から空いていて綺麗な海が好きになっていったのだと思います。(冬場の波は小さくなりますが…)
地元サーフィン関係の団体ではビーチクリーンや自然保護の為に労を惜しまない素晴らしい方が多く活動されいて感動さえ覚えます。私も微力ながらボランティア参加する事もあり私が席を置く「はまけい」の呼びかけで浜辺の建造物にペイントのいたずら書きを消す作業や浜風による吹き込みを防止する竹垣を製作する作業にも参加させて頂きました。
竹垣の製作
落書き消し作業/サザンビーチにて(参考写真 はまけい)
私が通い始めた33年前は遠浅で波乗りしやすい環境であった茅ケ崎の浜も今では各地で大きな問題である‘海岸浸食’で変貌してしまいました。
一人で大きな事は出来なくとも海へ行った際、小さなゴミを拾う事は出来ます…是非皆さん海へ行かれたら小さな活動の一歩としてゴミを拾って欲しいと願います。
中海岸と西浜海岸の養浜作業の写真(参考写真 はまけい)
http://hamakei.i-shimin.net/
(海岸浸食とは)
砂浜の海岸において、定着堆積する土砂量が、流出する土砂量を下回り、結果的に海岸から土砂が減少し汀線が後退する現象をいう。広義には、汀線後退のみならず海底勾配が急傾斜化する現象を含む。