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こんにちは。
最近テレビを見ると、必ずと言って良い程AKB48を目にしますよね。
CD売上ランキングも常に上位をキープしていますが、彼女たちの音楽が良い悪いと言うよりも、彼女たち自身に人気があるんでしょうね。
さて、そんな彼女たちのポピュラー音楽とは相反するクラシック音楽。直訳すれば古典的音楽ですが、西洋の芸術音楽を指します。
芸術音楽というと「?」と思いますが、精神的・感覚的に心地よいものという意味なのでしょう。
さて、ヘルベルト・フォン・カラヤンの名前を聞いた事のある方もいらっしゃると思います。
オーストリアの指揮者で、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の終身指揮者・芸術監督を務め、ウィーン国立歌劇場の芸術監督やザルツブルク音楽祭の芸術監督などのクラシック音楽界の主要ポストを独占した、20世紀のクラシック音楽界における最も偉大な人物のひとりです。
このカラヤン氏も類まれなる車好きで、実に多くのスーパーカーを所有していました。
かつてフェラーリの創業者のエンツォ・フェラーリ氏に「フェラーリの12気筒エンジン音は、私がいままでに再現できなかった最高のシンフォニーだ。」という言葉は、自動車業界で瞬く間に有名になりました。
自動車の音って、大きくなるとうるさくて騒音以外の何物でもありませんよね。これから夏に向けて夜中に走り回る暴走族は迷惑この上ないです。
しかし、フェラーリというスーパーカーは、エンジンの回転数が上がれば上がる程、とても調和のとれた官能的な音に変わっていくんです。運転するドライバーを、最高のオーケストラで包み込んでくれます。自分一人の為に、オーケストラを演奏してもらう。そんな贅沢を堪能出来るんです。
だから、心身共に酷使する経営者にフェラーリが人気あるんでしょうね。
さて、僕が乗っているランボルギーニはどうかと言うと、エンジンの回転数が上がると…「ボリュームを大きくした音楽」、といった感じで「ヤカマシイ」という表現があてはまります^^;)。
かなり暴力的なサウンドとなり、フェラーリがクラシック音楽であるならば、ランボルギーニはロックミュージックといった音楽でしょうか。ロックコンサートが終わると、体力的にへとへとになりますが、ランボルギーニを運転し終わる時も、体力的にかなりへとへとになります。
CDで音楽を聞くよりも、生演奏の方が圧倒的に素晴らしいです。
自分一人の為に、オーケストラの音色に包み込まれるのは、とても悦に浸れる贅沢な瞬間です。
スーパーカーの楽しみの1つでした。
じゃまた。