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2012/05/21

ミッレミリア、

クラシックカーで

イタリアのブレーシャからローマ、

そしてまた折り返しブレーシャまでの

1000マイルを走るタイムレース。

車好きな方ならとっても嬉しいこのレース、

普通の公道や田舎道も走るため、

わが町のメインストリート、

つまり我が家の下もコースになっています。

 

 

朝の10時前からゾクゾクとフェラーリがやってきます。

 

 

 

大小様々なクラシックカーが何百台と、

お昼の2時頃まで続きました。

タイムレースとは言え、

さすがにこの通りを猛スピードで走ることはなく、

写真を撮る私たちには気さくに手を振ってくれたり、

クラクションやアクセルをボンボン、ファンファンとならしてくれたり、

ハイタッチを求める子供達に手を出して答えてくれたりと

車には詳しくない私たちにも

とても楽しめました。

 

その日の夜、

とうちゃんは友人宅へプライベートシェフとして呼ばれていました。

友人宅なので、

私と子供達も一緒にお邪魔させてもらいました。

早めに着いて、下ごしらえの時間、

私たちはサクランボを取りに行きます。

 

 

見事に実を付けたサクランボの木、

手の届くところから片っ端にむしり取って行きます。

取っては口へ、種はプッと吹きだしまた次のを口へ。

洗ってないとか、虫がいるとか、

全く関係ないですね。

至福の喜び!!!

テンションもあがって、

 

「grazie! ciliegio!! grazie! ciliegio! buona, buona, troppo buona!!」

(ありがとう!桜の木!ありがとう!桜の木!美味しい、美味しい美味し過ぎる!)

 

とみんなで歌いだす始末でした。

 

さて、そろそろ料理も出来たかな?と家へ戻ると、

 

 

まず、アンティパストは

茹でたタコと畑の野菜の常温サラダ、ルッコラとアンチョビのグリーンソース。

 

 

イワシと、もう終わりかけですが野生のフェンネルのパスタ。

と書きながら、フェンネル見えませんね、、、

レーズンや松の実なんかも隠れています。

 

 

メインはハタと言う魚のフィレットを、

皮がこんがりするまでグリルし、

和風のブロードと合わさっていました。

 

本当は、野草やアカシアの花の天ぷらなどもつくはずだったのですが、

もうお腹いっぱいです。

すこし休憩してからドルチェ、

はぁぁぁ〜、

明日からしばらくは

持ち帰ったサクランボで生きて行けそうです。

 

 

 

 

 

2012/05/21 04:38 | emiko | No Comments