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前回、キャバ嬢&風俗嬢の一応の賞味期限として25歳と書きましたが、今日はそれに
関連 してこの業界ならではかなと思われる、年齢の“サバ読み”についてお話します。
キャバ嬢にしても風俗嬢にしても、公称年齢が実年齢でないことはほとんど常識。
(少なくとも、その方面に明るい男性のお客様には当然の常識です!)
なのに、サバを読むのはなんでなのかイマイチわたしには分からないのですが…^^;
厳密にいえば、年齢のサバ読みは女の子の意向というよりは、お店の考えが大きいです。
だいたい2歳くらい、実年齢から引いてお店では女の子を売りだそうとするからです。
やはり若い子のほうが売れるということもあって、これは大体どんなお店でも、どんな
女の子でも必要悪のような感じで取り入れています。
わたしの場合だと18歳のときはさすがに実年齢でしたが、19歳のときは18歳、21歳に
なってようやく19歳、という年齢でいるお許しが出て、退店のときは実年齢マイナス
3歳 の22歳、というトホホな有様でした。
その年齢設定についてトホホな有様と言わざるを得ないのは、お客様との腹の探り
合いの ような攻防戦があったから。
まずはシンプルに年齢を訪ねてきたり(入り口で見ているはずなのに!)、いきなり
干支を 聞いてきたり、学生の時好きなドラマはなんだった? など本当に様々な手段で
お客様は 女の子の年齢を探り出そうとします。
別に探ったところでなんらいいことは無いと思うんですが、一種のゲーム感覚なのかも
しれません。 …それとも、裏切られたくない、という想いから女の子を試してしまう
んでしょうか?
そのようなお客様対抗策として、わたしは自分の公称年齢に近い年下の友達を常にキープ
しておいて、干支、はやり物など聞き出して防衛。 実際のところ22歳と25歳の年齢差
なんてそう変わらないような気もするんですが、一応 プロの接客業としてはなんとか
幻滅させずにお帰り頂きたいとかなり無理やりながらも防 衛は成功…していたんじゃ
ないでしょうか。
でも実年齢のほうが嘘もつかなくて済みますし、何より気楽。
今はその必要が無くなってとっても気持ちが楽になりました^^
が、女の子によっては10歳以上サバを読むという人もいます。
わたしの実際の知人の中に今でも現役のキャバクラ嬢をしているお姉さんがいるのですが、
彼女は実年齢より公称年齢の25歳のほうがしっくりくるほどの童顔。
もちろん、その見た目年齢を維持するために相当なケアもしているそうですが、10歳 以上
若い世代の話し方や考え方を完全にコピーできるというから只者ではない。
何しろ、わたしは最初この方にお会いした時自分の方が年上かと思ったくらいです・・・。
同性でもそんな状態なのですから、男性のお客様の反応は推して知るべし、です。
そんなツワモノがいたるところにいる、この業界。
年齢がシビアに指名に結びつくことも少なくないからこそ、女の子たちは自分の容姿を
磨き続けているのです。