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こんにちは。
ゴールデンウィークも終わり、そろそろ休みボケから社会復帰しなければいけませんね。
この連休中、友人のWさんが軽自動車の新車を購入しようとしていたのですが、それだけの予算があればこういった車も買えるよって教えてあげたら、「ウソ!?本当に買えるの?」という事で、一緒に僕の知人のOさんが経営する車屋さんに行ってきました。
車屋さんというと、大きな国道沿いに立地してピカピカの車が沢山並んだイメージがありますが、Oさんのお店は住宅街の中にある古びた倉庫。しかも看板1つ出ていません。
そんな、お世辞にもあまり綺麗といは言えない倉庫の中に1歩入ると…!?‘*+#$%&
何という事でしょう!
そこには、ランボルギーニやフェラーリ、メルセデス・ベンツといった超高級車がズラーっと並んでいるではないですか!
そうなんです。僕のカウンタックのメンテナンス等をしてもらっているお店で、Oさんが個人で経営してるんです。
メインの業務はスーパーカーの販売・修理。
なので、軽自動車を買おうとしていた友人からするとまったくの別世界。近所のスーパーに買い物に行くつもりが、銀座の高級ブティックに足を踏み入れた感じでしょうか。
そんな友人が納車する車は、メルセデス・ベンツのAクラスという小型車。
自動車の値段って、車体価格に登録費や整備費、お店の諸経費と利益等が計上されています。
今回はお友達価格にしてもらうので、諸経費諸々を一切カット。もちろん利益も無し(ありがとうOさん!)
すると、軽自動車の新車を買う予算で購入が可能となります。
もちろん、中古車でも程度の悪いものであれば、後々修理代もかかってしまうので、車の目利きが必要となります。
お店の外と中のギャップに友人Wさんが驚いていると、1台の黒塗りのレクサス(トヨタの最高級車)がやって来て、20代と思われる若い男性らがお店に入って来ました。
修理に出していた車が出来上がったので、それを引き取りに来たようです。
ちなみに、その修理に出していた車はランボルギーニ・ムルシエラゴというスーパーカーで、名古屋市内なら普通の1戸建てが買えちゃう位のお値段。
そこでの会話も驚くものがありました。
「いくら位(の修理代)になりますか?」
「今回は部品とか特に変えてないよ。工賃だけだから100万円くらいだよ。」
・・・( ̄◇ ̄;)
その若い男性。
爆音とともに走り去って行きました。
若い男性を乗せてきたレクサスのY君が店内の車をチラチラ見てたら、お店のOさん。
「Y君これ買ってよ。そしたら僕はこれ(在庫の1台)買うから。」
オイオイ。コンビニでジュースやお菓子を買ってる訳じゃないんだよ。
車だよ、く・る・ま。
しかもランボルギーニ社のムルシエラゴ!
信じられない事ですが、ほんの数分の間に目の前で数千万円の車が2台売れました。
(Y君は数日後に来る、自分の誕生日に購入したようです)
Oさんが主に扱う車は、1台が1千万円を超えるものばかりなんですが、お店に車が入庫するとすぐに売れて行ってしまうとか。
世の中不景気と言われている昨今、こんな世界もあるんだな~。
そんな会話を耳にしながら、諸経費を値切ってた自分はどこかへ飛んで行ってしまい、僕だったらこういった色の、こんな車にしようかなぁ~、なんて、すっかり買う気になって物色してました。
自分の身の丈なんかすっかり忘れてる僕は、終始無言になってしまった友人Wさんと二人、お店を後にするのでした。
事業など大きな成功を遂げた方々に「どうして成功したんですか?自信はあったのですか?」
といった問いかけは良くありますが、必ず皆さんこう答えてるんです。
「わかんないけど、自分にも出来ると思った。」
そう思う事が、夢が叶っていく第一歩なんですね。
じゃまた。