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4月に入って新年度が始まりましたね。
私の職場でも人事異動があり、私自身は動かなかったものの上司や同僚に異動がありまして、あわただしい日々が続いております。
そんなわけで、こちらのコラムもしばらく失礼させていただいておりました。
これまでよりも少々更新のペースは落ちますが、よろしくお願いいたします。
さて、最近とんとご無沙汰していたchoreography観賞でしたが、先週の8日に体操の全日本選手権を見に、代々木第一体育館まで行ってまいりました。
代々木第一体育館はJR原宿駅の近くで明治神宮向かいにあるのですが、なんか知らないけど原宿駅の人出がすごくて、目の前の体育館になかなかたどり着きませんでした(苦笑)。
ようやく着いた代々木第一体育館ですが、見事に満開の桜の木が出迎えてくれました。
今回は12時30分の開場時刻前に着きましたので、なかなかいい席で観賞することができたと思います。
もちろん場内は撮影禁止ですので、競技の写真をお送りできないのが残念ですが・・・
私は当然のことながら女子を中心に観賞していたわけですが(爆)、今年はついに田中理恵選手が初優勝を決めました。
私も平均台や床の演技を見ましたが、ミスらしいミスもなくきれいにまとまっていた演技で、優勝にふさわしい内容ではなかったかと思います。
一方対照的に、昨年まで6年連続で全日本選手権を制していた鶴見虹子選手が、なんと7位に沈むという結果でした。
実際演技を見ていても、彼女らしからぬミスが目立っていたように思います。
来月のNHK杯までには何とか立て直してくることとは思いますが、せっかくのロンドン五輪代表の座を失うことのないようにしてほしいものです。
このように、今回24歳の田中選手が19歳の鶴見選手を破って優勝したということに、若干の驚きを感じています。
といいますのも、私の見ている限りでは女子体操選手は10代のうちにピークを迎え、20代に入ったら引退することがほとんどだと思っていたからです。
しかし田中選手はその「常識」を打ち破り、むしろ20代に入ってから力を伸ばしてきたわけですから、世間の注目を浴びるのもまた道理かと思います。
そして、その注目や期待に押しつぶされるどころかむしろそれに応える形で、今回ついに頂点に立ったのですからすばらしい。
ほか、昨年も注目していた寺本明日香選手や、かつての日本代表・加納弥生選手の娘でもある笹田夏実選手の活躍も、印象的でしたね。
男子でも、塚原光男・直也選手の親子が有名ですが、女子でもそのような感じで「血」が受け継がれていくものなのでしょうか。
どういうメンバーでロンドン五輪に臨むのかは、来月のNHK杯が終わらないと確定しませんが、いずれにしても五輪本番では存分にその力量を発揮してほしいものですね。
え、男子?
そういえば、よく見ていませんでした(水爆)。
まあ、内村航平選手はすでに五輪代表内定済みということで、予選も免除されていたそうですが、さすが手を抜くことなくしっかり優勝していったところは、やはり世界の第一人者でしたね(笑)。
あと、田中理恵選手の兄の和仁選手や弟の佑典選手の活躍も話題になっていましたが、個人的にはやはり内村選手の妹の春日(はるひ)選手に注目していました(爆)。
そういえば、シンクロナイズドスイミングのロンドン五輪最終予選が、まもなく18日からロンドンで行われるとのことです。
昨年の上海世界水泳選手権で地元中国に勝っていれば、「アジア代表」として五輪出場は確定したのですが、ご存知のとおりその枠は中国が確保していきました。
そのため、今回の最終予選で上位3位以内に入らないと、ロンドンへの道が閉ざされることになるわけです。
首尾よく出場枠を確保できれば、おそらく5月に行われるシンクロの日本選手権で「マーメイドジャパン・ロンドン五輪壮行会」がてら、日本代表の演技を見ることができるのではないでしょうか。
しかし万一出場できなくなってしまったら、私たちは現在の「マーメイドジャパン」の演技を一度も国内で見ることができないまま終わってしまうのかもしれません(爆)。
そのような寂しい事態は、ぜひないように願いたいものですが・・・
このように、今年もようやくchoreography観賞のシーズンが到来しましたが、来週はいよいよ「ヨコハマ大道芸」が地元横浜で行われます。
次回は、その模様をレポートできたらと思います。