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2012/04/09

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120407-OYT1T00449.htm
パフォーマンスに使用した炎が、お客様に燃え移ってしまったという事故が起こったそうです。

炎を使ったパフォーマンスというのは、見た目は派手だし、お客さまも喜んでくれます。
しかし、お客様に火傷をさせるのは最悪。絶対にあってはならないことです。

僕は、炎は怖いので使いません。
勿論、自分がやけどするのも嫌なのですが、こうやってお客様を巻き添えにしてしまう可能性があるのが嫌なのです。

以前、けっこう名の知れた大道芸人さんが、自分のお弟子さんを連れてパフォーマンスをやっているところを見たのですが、
その「お弟子さん」のトーチ(たいまつ)のジャグリングがものすごく危なっかしくって冷や冷やしたこともありました。
指導者として、あのレベルで人前でトーチをやらせてしまっていい物なんだろうか……と思ってしまいました。
もしも知り合いだったら一言言っていたと思いますが、まったくの面識のない相手だし……。

逆に、僕の知り合いには、そういう場合に身内同士ちゃんと厳しく言いあえる人が多いようです。
「大道芸」の「道」は、全ての人のものですから、本当にこういうことは気をつけたいし、気をつけてもらいたいところ。
昨今、「危険なものは禁止」する風潮もありますし、
一人のパフォーマンスで事故を起こした時、他の大道芸パフォーマーにも影響が及ぶようなことだって考えられます。

「使うな」とは、僕は言える立場の人間ではありません。
しかし、使うからには、自分のパフォーマンス、一切合財に責任を持ってほしいと思っております。

2012/04/09 01:52 | ryuhan | No Comments