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今年度から中学校の体育の授業でダンスが必修になった。
1,2年は必修で3年は選択、ダンスは『創作』『フォークダンス』『現代的リズム』の中から先生が選んで教えるんだとか。
ちょっとストーップ!
その3つの括りは違いすぎやしないかい?
今までだって学校によって、多少やる事に違いはあったけど、国語と英語くらい違うんじゃないの?
もしかして教えられない先生のためじゃ???
そしてこの必修化のために何年か前から先生の為にダンス講習があったらしい。
ちょっとストーップ!
そんなにわか講習でダンスなんか教えられるはずがない!
間違った指導で生徒がケガしなきゃいいけど。
なんで専門の先生を呼んでこないんだろうか。
予算か??
文科省のリーフレットによると、
[ダンスが苦手な先生も、そんな先生の動きを見て、生徒も勇気を出して動けるでしょう]的な説明が…。
アホか!
先生すっげー!あんな風にやってみたい!と思わせたほうがいいだろう!文科省も一体何を考えてるんだ!
さらに、どんな選曲にしたらいいのかなんてアドバイスも載ってる。
そりゃ選曲に苦しむと思うわ~。選べないなら、初めから曲が決まってるフォークダンスが楽かも。
そもそもダンスはスポーツじゃないからね。
スポーツほどに体を動かすハードなものだけど、もっと音楽的要素が必要なもの。
創作って、コレって決まりや正解はないから、本当は奥深いもの。
悪く言うと曖昧だから、先生が評価できるのかも怪しいし。
フォークダンスだって中学生になって男女で手をつなぐの恥ずかしくないかなー。
それならリーフレットにもあるように日本の民謡をやったほうがよっぽどいいと思う。もちろんそれもプロに指導してもらいたい!
阿波踊りだって越中おわらだってできたらカッコいいじゃん!
でもやっぱり体育っていうより、文化研究みたいな要素が強いかもね。
となると、もし私が校長なら、この3つのダンスで、現代的なリズムのダンスにするかな。
でも体育の先生じゃなくて、ちゃんと専門の先生を呼ぶわ。
リーフレットの最初には更に、
『ダンスとは古今東西老若男女が楽しむ身体活動』とある。
確かに!じゃあなんで小学校や幼稚園から取り入れないのさ。
お遊戯とは違って、もう少し専門性を持たせてやっていけば、ダンスが恥ずかしいなんて思わないんじゃないの?
ツッコミどころが満載の文科省のリーフレット、こんなんで一体大丈夫かね。
がんばれ先生!