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少し前、4月1日にご結婚されるR様に、ハーシーズのパーソナライズドチョコレートをお届けしました。the knotというサイトでオーダーしたのですが、とてもかわいらしい模様でプチギフトにぴったりでした。
私がウェディングにお招きされるといつも気になるのが「あの美味しい○○はどこのものだったのかしら」とか「あのお花を生けたのはどのお店かしら」という言わばウェディングの裏話・小話。
過去に出席した披露宴で新郎のお父様が育てられた野菜が料理に使われていると聞き感動したことは今でも忘れられない小話です。こういう小話がウェディングを盛り上げることはよくある話しです。私が自分のウェディングをDIY(Do It Yourself)にしたかったのも、そういう小話をたくさん盛り込みたかったから。今日はR様にちなんでハーシーズについて少し調べてみました。
ハーシーズは1886年にペンシルベニア州で設立されたランキャスター・キャラメル・カンパニーの商品で、ご存知の方も多いと思いますが今では全米で最もよく知られるチョコレートのシンボルとも言われる商品です。設立者のミルトン氏、どことなく野口英世を思い出させるのは私だけでしょうか(笑)
ミルトン氏
ミルトン氏は41歳でご結婚されていますが、ご結婚生活17年でご夫人がお亡くなりになられてからは独身を続け、子供もいなかったことから多くの財産をミルトン・ハーシー学校に捧げられたそうです。ちなみに、ミルトン氏はあの有名なタイタニックに乗る予定でチケットまで買われていたそうですが奥様の体調が優れず、あの不幸な事故を免れている様です。今やタイムズ・スクエアになくてはならないお店となっているハーシーズがあのタイタニックとこんな形で繋がっているとは! びっくりですね。他にも、ハーシーズは第二次世界大戦において軍人に多くのチョコレートバーを供給したことで知られています。
こうした小話、付き合いの長いカップルや夫婦の間でも以外に探せば出てくるものです。先日私達夫婦も今までお互いに話したことのない思い出話しを思い出してみることに挑戦したのですが、出てきた話しが以外に面白く、大笑いしたことがありました。付き合いが長ければ長くなる程お互いのことを知った気になってしまうものですが、ちょっと角度を変えた質問や疑問から新しい発見ができるものです。
皆さんも是非是非、身の回りの小話を探してみてください。