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最近は18、19度にもなるくらい
暖かい日が続いています。
そんな時は家の中はひんやりとするけど、
外は太陽でとっても暖かい。
誰も彼も、外へと太陽に呼ばれるのです。
森や野道の野草達も同じで、少しずつ顔を出し始めました。
erba cipollina、ノビルの一種でしょうか。
ニラとタマネギの間のようで、他の野菜と炒めると美味しい。
こちらは野生のフェンネルの新芽。
今の時期はまだ小さいけれど、
この柔らかいうちが一番美味しい。
刈り取った瞬間から、スーッと鼻を抜ける独特の香りがします。
根は採らず、土のギリギリのところから切って、外側の固くなったところはその場で捨ててしまいます。
これはシチリア料理ですが、
この野生のフェンネル、イワシ、レーズン、松の実、ニンニクのパスタは本当に美味しいし
この季節にしか味わえない一品です。
こんな小さな花もいろんなところでしっかりと咲いています。
下ばかり観て、食べられるものを探して歩いていると、
何やらカラコロとすぐ近くで聞こえてきました。
顔を上げると、
目の前の丘で草を食べていたヤギ達が、
私たちに気がつき離れて行くところでした。
私も夢中になって野草採りをしていて、全く気がつきませんでした。
田舎道や森を歩いているといろんなものがあります。
今日は子供達みんなで化石探しをしました。
岩を見つけては掘り、また見つけては掘り、、、
ドリルにトンカチ、のこぎりと好きな道具を使ってコンコンカンカンギリギリとやりました。
さて、何万年前の貝なのでしょうか???
ここは丘の上ですが、昔むかーしは海でした。
こんなに大きな、ムール貝にも似た形のものもありました。
ここでもまた前を見ると麦畑の向こうに廃墟が。
歩いて行って中をのぞくと
これは一階部分の貯蔵庫。
上から生ハムやソーセージ、トマトなどを吊るして保存するところです。
電気の傘のようなものがついていますが、
これはネズミよけです。
天井を伝って美味しいものを奪いに来るネズミも、
この傘があると盗み食いも出来ないのですね。
さて、念願の野生のアスパラガス、
雨が少なすぎてカラカラで芽が出ないのか、
まだ早すぎるのか、、、
一本も見つからず。。。
しばらくは森をさまよう日々が続くことになるでしょう。