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2012/03/17

ご無沙汰してます。
お元気でしょうか。みなさま。
私は珍しく熱を出し、本番近い稽古をお休みさせてもらい
まる2日近く眠り続けるということがありました。
情けない。

38度をこえたのは久々でした。
自分の中で、配役されてから絶対誰にも代役をお願いしないで公演をむかえるんだ!
と決めていたのですが、、とっても悔しかったです。

稽古が続いて喉が炎症を起こして、身体が勘違いして発熱したんだと考えられます。

本番が明日に迫りました。
昨日は、舞台の通し稽古と、ゲネプロ計2回通しました。

演出の先生に1回目の通しで怒鳴られました。

「今日やる前に、何かを生み出すことを考えて覚悟を決めて乗れと言ったよな。
なんで残り二回のうち一回をムダにするんだよ。
俺はな、ここまできて先生と生徒の関係でありたくない。
みんなでもの創りたいんだよ。いつまで、言われたことだけをやってるんだよ。
この根性なしが!
稽古場で散々言ってきたろ。なぜ、一回一回何かを生み出そうとしない。
どうして身を守る。毎回通して同じだったら何度やったって稽古の意味なんてないんだよ。
舞台稽古だってゲネプロだってやってる意味がない。
そんな何も生み出せないヤツらなんだ。もうプロになりたいなんて言うな。
お前らはなれねーよ!!!!」

最後の最後までそんなことを言わせてしまった私たち。
確かに、自分たちのなかで自己完結して演じていた部分があります。

助演の先生に言わせてみれば、「漫画を部屋で見てる感じ。なんか、枠からはみでてこない。」ということらしい。
毎回毎回、同じでつまらない。

本当に勿体ないことをしました。。

2回目のゲネプロは、新しい刺激で「頭で考えること」を捨てて立ちました。
驚くことに、ショック受けるシーンで唇が初めて震えました。
身体がプルプルすることがあっても、唇までは。。

もう、修道女になれるのもあと一回となりました。
もう砕けにいきます。

「守るものはまだ無いんだし、たった30分!
やらないで悶々後悔するより当たって砕け散りなさい。骨は拾ってあげるから。」
とある先生からメッセージをいただいて、
もういい加減、自分の身体から出ないといけないと思っています。

2012/03/17 08:35 | uika | No Comments