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まだ小笠原にいます。
今回小笠原に到着した2月19日は、私のぞろ目の誕生日でした。
海とイルカに出逢い、私がこの世界で生きる故郷となった世界自然遺産小笠原諸島。
この地で誕生日を迎えられること、とても幸せです。
到着してすぐに、ハシナガイルカの大群に出逢いました。
ハシナガ数十頭と、ハンドウイルカが約10頭。
ハシナガイルカはぴょんぴょん跳ねたり、スピンジャンプしたり、特に小さな赤ちゃんがぴょこぴょこと飛び跳ねてとても可愛かったです♪
写真の真ん中が赤ちゃんです~
今回は、2/19~2/28まで、4K映像ロケの仕事でした。
4K映像とは、フルハイビジョンの4倍もの高精細の映像です。
その膨大なるデータ量ゆえ、カメラにはケーブルがついています。
船のキャビンに大きなモニターと様々な装置を置き、録画やズーム、細かいピントなどの操作は4Kモニターを見ながら船内で行います。
水中カメラからケーブルでデータを電送し、電源をカメラに供給します。
私は水面、水中でケーブルさばきなどなど。
潮の流れが強いと、こんな風にケーブルがぴーんと張ったり、ケーブルが潮に流されていったりします・・・!
ものすごい水の抵抗でした。
ケーブルの長さは100m。
重さがあるため、写真のように浮きをつけ、そして絡まらないように、スクリューに巻き込まれないように、珊瑚や岩や沈船など引っかからないように、ケーブルがカメラの絵に入らないように、などなど様々な注意が必要でした。
photo by Ayano Suzuki
大きな大きな珊瑚の下で、カメラマンがリブリーザーで水中4K撮影をしています。
(リブリーザーとは、自分の吐いた空気から二酸化炭素を吸着除去し、酸素を補って再利用する循環式呼吸装置です。)
さて、この先ではいったいどんな撮影が行われているのでしょうか~
詳細は2,3ヶ月後にご報告します!
お世話になった皆様ありがとうございました。
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■■■ ドルフィンスイマー・水中モデル・イルカ写真家 鈴木あやのHP http://ayanoo.com/