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おはようございます!
天然記念物の国産在来馬・乗馬普及啓発をしています、特定非営利活動法人(NPO法人)ホースランド・らぴすの山本高志です。
先日、僕の乗馬施設に東京から2000㎞離れた石垣島(沖縄県石垣市)より在来馬の与那国馬系(混血)がやってきました。
まだ2歳という若い年齢(人でいうと幼稚園児~小学校低学年くらいでしょうか)なので船と鹿児島からの長距離輸送が体調や精神的負担になるのではと心配しました。
しかし日本の在来馬特有の丈夫さと性格等で到着時は何もなかったかのような感じで牧草をムシャムシャ食べていました。笑
馬は大きいですがとても臆病な動物です。水溜りや風で木が揺れるのでさえ驚いてしまうのです。
そういう一般的な馬(競走馬・乗用馬含め)に比べ在来馬は大人しい馬ばかりです。中でも長野県の木曽馬は障害者乗馬やホースセラピーに適し、多くの乗馬クラブ・施設で活躍しています。僕の施設にもいますが…ちょっとエサの食べすぎと運動不足で太っちょですがね。ずんぐりむっくり度合いが尋常ではないと思います。栄養の取りすぎは以前書きましたが爪、脚に悪いですからね。まぁとても坊っちゃんみたいで可愛いですよ。(フォロー)
その馬たちが初対面しました。まさに『馬が合う』のかどうかです。
緊張の瞬間です。
大きさが…ひと回りもふた回りも違う。面白いですね。
ここでわかったことがあります。それは石垣の馬は『馬見知り』をしたのです。この後、牧草食べに行っちゃいました。笑
木曽馬は面白いことに『一目惚れ』したようです。
女の子の部屋を普通に覗いてました。木曽馬の年齢は人間でいうと中年ですよ。危険ですわぁ。(汗w)
悪戯と食べることが大の大好きなんですよね。石垣の馬のために買ってきた『ニンジン』と『リンゴ』僕が目を離した隙に全部、あのタヌキ野郎に食べられてしまいました。(涙)
馬も人間と一緒で一頭一頭に性格や癖があり、とても魅力的で楽しいですよ。