生活していればそんなこともあるんです。
周期的にね。

「なんで私こんなに必死になって歌ってるんだろ。」という。

「好きだからじゃないの??」と突っ込まれるのが大半。

好きとかそんな感覚じゃない。
物心ついたときには、ピアノに触っていたし
気がついたらクラシックバレエでオーケストラにのって踊っていたし
無意識に歌を歌うようになっていたから。

呼吸するのと同じように、音楽するのが、歌っているのが当たり前になっていた。
本当に趣味で終わればよかったのに、どこをどう間違えて踏み入れてしまったのかなぁと。

ふと我にかえるのね。

どうして、私は必死に自分の歌唱力をあげようとしているのかしらとか
今後、どんな舞台へ立てるのかしらとか。

人は、ポジティブでないとダメだとよくいうけど
私は根っからのネガティブな人間。

どん底になってからの気合いの這い上がりが半端ない気もする。

例えば、舞台の話をいただいたら「これが最後かもしれない。」と思う。
実際問題、私は中途半端な表現者であるのは事実なので。

ヘタとか言われても凹んだりはしない。
悔しさはたくさんくるけど。