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さて。
「メンズネイル」です。
さすがにこの言葉も認識されつつあるのではないでしょうか。
ネイルとは無縁の方も耳にされたことくらいはあるのでは、と思います。
ここでご注意。
メンズネイルとメンズネイリストは別物です。
前者はネイルを楽しむ男のかたのことで、
後者は男のネイリストを指します。
今回は前者「メンズネイル」のお話をいたします。
ネイルもよくわからないのに男がそれをやるなんて信じられん!!と目を丸くされる殿方も少なくないのでは。
やるのです。時代は変わったのですよ(笑)。
とはいえ、まだまだ少数であることは事実です。
顔をパックしたりエステに通う男性がいるご時世ですが、ネイルにはなかなか手が回らない様子です。
その理由を私が個人的に勝手に考えてみました。
面倒くさい。
別に爪なんて短くしてればそれでいい。
なんか女っぽい。
意味がわからない。
…こんなところでいかがでしょうね?
なかにはもしかしたら、
「やってみたいけどなんか恥ずかしい」的な予備軍もいらっしゃるかも、ですね。
ちなみに、私の主人の意見は、
「綺麗になるのは凄いと思うけど、そのために1時間近くジッとしてるのは耐えられない」
だそうです。
なるほど。要はそこまでの必要性も感じていない、ということですね。
実際に数回手を借りたことがありますが、「まだぁ?ねぇ、まだ終わらない?」と五月蝿いのなんの。
ではどんな方がメンズネイルをなさっているのでしょうか。
ネイル業界に携わる方。
マジシャンや営業マンなど人前で指先を注目される方。
芸能著名人の方。
お洒落意識が高い方。
あとは、
彼女や奥さんがネイリストで非常に理解がありかつ協力的にモデルをしてくれる方。
(俳優の黒田アーサーさんがこのタイプ)
というところでしょうか。
私の知っている「メンズネイルな有名人」をざっと挙げてみます。
*敬称略
郷ひろみ、DAIGO、Mr.マリック、武田修宏、パンツェッタ・ジローラモ。
メディアで見かけたらぜひ指先をチェックしてみてください。
またミュージシャンや野球選手にもネイルをなさる方がいらっしゃいます。
こちらの場合はお洒落というより補強のためであることが多いようです。
ミスチルの桜井氏も、数年前はギターを弾くために便利なのでと自らサロン通いを告白してました。当時のライブ映像を見ると確かに数本自爪に近い形のスカルプチュア(人工爪)が付いているのを見つけました。
(担当のネイリストさん、手に手をとって羨ましい…と思ったものです)
では、実際メンズネイルはどういったことをするのでしょうか。
基本的には、男性なのでさすがに長さや色味はありません。
あくまでも清潔感のある指先がモットーです。
お手入れをし、短く整えた爪の表面をバフがけして磨き上げます。
ポイントに1~2本、男性らしいクールなアートをすることもあります。
色は、黒や白、グレーに赤やシルバー・ゴールドなどが定番でしょう。
メンズネイルの仕上がりを競うコンテストもあるんですよ。
男性でネイルにまで気を配るのはなかなかのお洒落達人。
ネイリストとしては大歓迎ですが、プライベートの相方としてはこちらも気を抜けないような気がしてしまう私です。
なんて言っているようでは私もまだまだなんでしょうね、反省。